ここではテキスト文書をどのように HTML 文書に変換するか設定を行います。
ファイル変換設定では変換元文書を HTML 文書に変換するための設定を行います。
この項目にチェックを入れると変換元文書に入っている
章見出しヘッダ文字列を HTML 文書に出力する時に除去して出力します。
たとえば
章見出しヘッダに「.」・「..」を付けている場合、このチェックボックスにチェックしないとこの「.」等の
章見出しヘッダがそのまま出力されてしまいますので、チェックをして変換した方が良いでしょう。
逆に
章見出しヘッダに「★」・「■」等を使用している時は、チェックを外した方が良いかもしれません。
HTML
文字参照を変換するかどうか設定します。
このチェックを付けると自動的に
文字参照変換を行うようにします。
変換は、HTML タグの中と &&-〜-&& の間に囲まれた文字列は行いません。
URI リンクを行なうかどうか設定します。チェックを外すと
URI リンクは行われなくなります。
隣のテキストボックスには
URI リンクを行う場合のターゲットフレーム名を選択、もしくは入力します。
デフォルトで選択できるターゲットフレーム名 ( 引用・とほほのWWW入門 )
フレーム名
| 説明
|
_blank
| 常に名前無しのウィンドウを新規に開いて、そこに表示します
|
_self
| 自分自身のウィンドウ(フレーム)に表示します
|
_top
| ウィンドウがフレームに分割されていれば、分割を全て解除して、そこに表示します。
|
_parent
| ウィンドウがフレームに分割されていれば、1段だけ分割を解除して、その親フレームに表示します。
|
参照
URI リンク
本文が長い場合に、章見出しレベルごとに別々のファイルに分割して出力します。
分割するレベルを選択できます。0 を指定した場合はコンテンツは分割しないで出力しますが、1〜6 を選択した場合は、指定した章レベル毎に出力します。
参照
コンテンツ分割時の出力ファイル名設定
コンテンツ分割時の注意
出力する文字コードを指定します。ファイルを出力する際にここで指定した文字コードに変換して出力します。
さらに出力する HTML 文書の HTML ヘッダ内部に META タグを使用して文字コードが自動的に設定されます。
選択した
スタイルシートをどの様にして HTML 文書に適用するか指定します。
これはコンテンツ用・メニュー用両方の指定になります。
文字通り
スタイルシートを使用しません。
※
スタイルシートを「
使用しない」を選択しても HTML 文書中には DIV タグなどでスタイルの設定は行われます。
「
内部に埋めこむ」を選択すると HTML 文書のヘッダ内部に STYLE タグを使用して、選択した
スタイルシートがそのまま埋めこまれます。
「
外部にリンクする」を選択すると HTML 文書のヘッダ内部に LINK タグを使用して、選択した
スタイルシートに
リンクを張る事ができます。
スタイルシートを指定するには、下側にある
リンクテキストボックスにパスや URL を記述して下さい。
コンテンツ用・メニュー用個別に指定する事ができます。
・外部
リンクで指定し、
リンクに 'styles.css' を指定した場合の出力 HTML
<LINK rel=STYLESHEET type='text/css' href='style.css' >
・外部
リンクで指定し、
リンクに '../styles/' を指定した場合の出力 HTML
<LINK rel=STYLESHEET type='text/css' href='../styles/style.css' >
※「
外部にリンクする」を選択した場合、ファイル選択で選択した
スタイルシートは使用しません。
章見出しや
インデックスリンクのときに出力する A タグの
アンカータイプを選択します。
選択
| 説明
| 例
|
ANCHOR
| アンカーをアンカー文字列として使用します
| <A name='010203000000'>簡単な使い方</A> <A href='Chapter-1.html#010203000000'>
|
HEADER
| 章見出しをアンカー文字列として使用します
| <A name='簡単な使い方'>簡単な使い方</A> <A href='Chapter-1.html#簡単な使い方'>
|
アンカーを使用すると変換元文書の構成が変わったときに
パラグラフの
アンカーが変わってしまいますが、HEADER を使用すると固定する事が出来ます。
固定して
リンクを行わせたい場合などは、HEADER を選択した方が良いでしょう。
しかし変換を行うときは出来るだけアンカータイプを ANCHOR にして変換を行ってください。HEADER で変換を行うとパラグラフへ正常にリンクされない事が有ります。
参照
パラグラフへリンクされない
見出し設定では章見出しに関する設定を行います。
メニューに表示する章見出しのレベルを設定します。
たとえば 1 を指定するとメニューには「章見出しレベル 1」が並びます。4 にすると「章見出しレベル 4」までのメニューが作成されます。
この今ご覧になっている HTML 文書は
メニューに表示するレベルは 4 で変換してあります。
メニューに表する
章見出しヘッダに、その
章見出しヘッダの
章番号を付加して出力する事が出来ます。
ここではその章見出し番号を、メニューのどの章見出しレベルにまで挿入するか設定します。
参照
章番号セパレータの設定
メニュー設定で設定を行なう
章セパレータを、メニューのどの章見出しレベルにまで挿入するか設定します。
参照
章セパレータの設定
リンクツールをどの章見出しレベルにまで挿入するか設定します。
参照
リンクツール
リンクツールセパレータ設定
コンテンツ設定で設定を行う
パラグラフセパレータを挿入するレベルを指定します。
参照
パラグラフセパレータ設定
変換して出力するファイルタイプを選択します。通常の HTML と Windows HTML Help 形式を選択することができます。
参照
Windows HTML Help 形式出力について
フレームセットファイル名 ( デフォルト : index.html ) を設定します。
チェックを外すと変換時にこのファイルを出力しなくする事が出来ます。
左側のフレームに開かれる
メニューファイル名 ( デフォルト : menu.html ) を設定します。
チェックを外すと変換時にこのファイルを出力しなくする事が出来ます。
右側のフレームに開かれる
コンテンツファイル名 ( デフォルト : contents.html ) を設定します。
ここで設定するファイル名は
コンテンツ分割を行わない場合のファイル名です。
チェックを外すと変換時にこのファイルを出力しなくする事が出来ます。
参照
コンテンツ分割時の出力ファイル名設定
コンテンツを分割するチェックを行った場合に、コンテンツファイルは「各章見出しレベル 1 毎に」別々のファイルに分割されて出力されます。
例えば変換元文書に章見出しレベル1 が 以下のように 3つあった場合、
Chapter-1.html
Chapter-2.html
Chapter-3.html
という 3 つのファイルが出力されます。
ここでは出力するファイル名の
プレフィックス・
サフィックス・
拡張子を設定します。
ファイル名の
プレフィックスを設定します。( デフォルト : Chapter- )
ファイル名の
サフィックスを設定します。連番の後に付加されます。 ( デフォルト : なし )
ファイル名の
拡張子を設定します。( デフォルト : .html )
ファイル変換設定で
ファイル出力タイプを Windows HTML Help 形式にすると、このファイル名の設定を行なうことができます。
出力する Windows HTML Help の
プロジェクトファイル名 ( デフォルト : contents.hhp )を指定します。チェックを外すとプロジェクトファイルを出力しません。
出力する Windows HTML Help の
目次ファイル名を ( デフォルト : contents.hhc ) を指定します。チェックを外すと目次ファイルを出力しません。
出力する Windows HTML Help の
索引ファイル名を ( デフォルト : contents.hhk ) を指定します。チェックを外すと索引ファイルを出力しません。
※索引ファイルは
インデックスリンクを行わないと出力されません。
Windows HTML Help Workshop が出力する
ヘルプファイル名を指定します。このファイル名は Windows HTML Help プロジェクトファイル内に記述されます。
outliner のスタートメニューにある項目は、変換する HTML 文書の各種スタイルを設定する項目です。
スタイルといっても
スタイルシートを設定するのではなく、どちらかと言えば HTML 的な書式を指定します。
メニューやコンテンツの
章見出しヘッダや、ページのヘッダやフッタなどの HTML を設定します。
ここでは出力する HTML 文書全体の設定を行います。
コンテンツのタイトルを設定します。
ここで設定された値はメタ文字 &&TITLE_CONTENT&&で置換える事ができます。
デフォルトのコンテンツ用ヘッダ設定で使用されています。
参照
コンテンツ用ヘッダ・フッタ設定
メニューのタイトルを設定します。ここで設定された値はメニューの上側に表示されます。
ここで設定された値はメタ文字 &&TITLE_URLLINK&&で置換える事ができます。
デフォルトのメニュー用ヘッダ設定で使用されています。
参照
メニュー用ヘッダ・フッタ設定
コンテンツの
詳細情報・説明を設定します。ここで設定された値はコンテンツファイルヘッダ内にある META タグの Description に設定されます。
ここで設定された値はメタ文字 &&DESCRIPTION&&で置換える事ができます。
コンテンツの
キーワードを設定します。ここで設定された値はコンテンツファイルヘッダ内にある META タグの Keywords に設定されます。
ここで設定された値はメタ文字 &&KEYWORDS&&で置換える事ができます。
コンテンツの
著者を設定します。ここで設定された値はコンテンツファイルヘッダ内にある META タグの Author に設定されます。
ここで設定された値はメタ文字 &&AU
THOR&&で置換える事ができます。
コンテンツの
著作権表示を設定します。
ここで設定された値はメタ文字 &©RIGHT&&で置換える事ができます。
メニューとコンテンツを表示するフレームセットの設定を行います。
メニューを表示するフレームの名前を指定します。
コンテンツを表示するフレームの名前を指定します。
メニューとコンテンツを分けるフレームの割合を指定します。
指定は HTML の FRAMESET タグで行なうようにピクセル値やパーセンテージで行います。* ( アスタリスクを指定すると残りのすべてを表します。
ここでは変換元文書からテキストを読み取る時の設定を行います。
変換元文書を読み取る際の
章見出しヘッダを設定します。
変換元ファイルを読み込む時に、ここで設定した
章見出しヘッダを使用して解析します。
一つのレベルに含まれる章の数を設定します。
デフォルトでは 99 です。99を超える章を処理する時は、この値を変更して下さい。
HTML の DOCTYPE をフレームセットファイル・メニューファイル・コンテンツファイルごとに指定します。
参照
Another HTML-Lint
出力する HTML の言語属性を指定します。通常はデフォルト設定である ja で構いません。
参照
ISO 639-2
出力する HTML ファイルのコンテンツ部分の設定を行います。
コンテンツ内で章見出しを出力する時の書式を各レベルごとに設定します。
1. 例えば章見出しに画像を表示させたい場合は、以下のように設定します。
<IMG src='./image/image.jpg'>&&CHAPTER_HEAD&&
2. この設定内部では
置換文字列を使用することができますので、上記を応用すれば画像ファイル名も自動的に指定することができます
まず画像ファイルは章見出しのファイル名にしておきます。
<IMG src='./image/&&CHAPTER_HEAD&&.jpg'>&&CHAPTER_HEAD&&
こうすれば IMG タグ内の画像ファイルも自動的に置換えられて指定されます。
3. この設定内部では
置換文字列を使用することができますので、以下のようにして
章番号を付けることができます。
&&CHAPTER_SERIAL&&-&&CHAPTER_HEAD&&
コンテンツに出力される
リンクツールに関しての設定を行います。
リンクツールの章見出し間に挿入するセパレータを設定します。
参照
リンクツール
パラグラフセパレータの設定
コンテンツ章見出しヘッダ設定と同じように
置換文字列を用いた設定などを行うことができます。
参照
章見出し設定
コンテンツ章見出しヘッダ設定と同じように
置換文字列を用いた設定などを行うことができます。
参照
章見出し設定
メニュー用の
ヘッダとフッタを設定します。HTML を設定できます。
置換文字列を使用する事ができますが、
現在のパラグラフに関する置換文字列は使用することができません。( 置換されません )
参照
メニューヘッダ
メニューフッタ
現在のパラグラフに関する置換文字列
コンテンツ用の
ヘッダとフッタを設定します。HTML を設定できます。
置換文字列を使用する事ができますが、
現在のパラグラフに関する置換文字列は使用することができません。( 置換されません )
コンテンツヘッダとフッタはレベル毎に指定します。
参照
コンテンツヘッダ
コンテンツフッタ
現在のパラグラフに関する置換文字列
outliner の設定を行います。
outliner の設定では起動するブラウザや文書の編集に使う
エディタ、outliner プログラム自体のフォントの種類とサイズなどの設定が出来ます。
Tool メニューから設定を選択して下さい。
outliner から起動する外部プログラムを設定します。
変換された HTML 文書を開くためのブラウザを設定します。参照ボタンを押してブラウザを選択して下さい。
※ブラウザは Windows 環境で使用している場合 Internet Explorer "C:/Program Files/Internet Explorer/IEXPLORE.EXE" が設定されています。他の環境ではブラウザは設定されていません。
変換元ファイルや変換した HTML 文書を
エディタで開くことができます。参照ボタンを押して
エディタを選択して下さい。
※
エディタは Windows 環境で使用している場合メモ帳 "c:/windows/notepad.exe" もしくは "c:/winnt/notepad.exe" が設定されています。他の環境の場合 "kterm -k vi" が設定されています。
出力先フォルダ選択の一番右側のアイコンで、出力先フォルダを開くことができます。
ここでは出力先フォルダを開くシェルを設定します。
※シェルは Windows 環境で使用している場合エクスプローラ "c:/windows/explorer.exe" もしくは "c:/winnt/explorer.exe" が設定されています。他の環境の場合 "kterm -k " が設定されています。
outliner 自体が使用するフォントとそのサイズを変更できます。フォントは設定後 outliner を再起動するまで反映されません。
※日本語フォントを選択して下さい。英語フォントなどを指定されますと日本語を見る事が出来なくなります。フォントサイズも大きくすると outliner が画面からはみ出してしまいます。