無線LAN で ActiveSync するには以下の手順を行います。

1. USB で Sync して PC 側と e830 のパートナーシップを作っておく
   
2. e830の ConfigFree で無線LAN と ActiveSync を使用するプロファイルを作成する
   
3. あとはそのプロファイルに切り替える
   

この ConfigFree で新しいプロファイルを作成するときに、無線LAN と ActiveSync にチェックを入れてプロファイルを作りますが、この時に以下の症状が出るときがあります。
1. ネットワーク名を入れた次の画面で 「認証」と 「データ暗号化」の設定がでない
2. プルダウンメニューの選択肢が 「オープン」と 「無効」しかなく、無線LAN の暗号キーを入力することができない

この症状は、例えば、自宅で使うつもりでネットワーク名が house なら、すでに house というネットワーク名の無線接続プロファイルが作成してある場合に発生します。
解決方法としては、その既存の house プロファイルを編集して ActiveSync にチェックを入れば大丈夫です。

それを設定したあとで、house の ActiveSync を含まない純粋な無線のみのプロファイルを作ろうとしても、同様に暗号化設定ができない症状が発生します。

別に ActiveSync が含まれる設定だからといって勝手に同期したりすることは無く、普通の無線LAN 接続なので ActiveSync が含まれない物をあえて作る必要はありません。

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無線 LAN で ActiveSync が出来ない場合のマニュアルでの設定方法です。

1. クレードルで母艦とパートナーを組む
   
2. DHCP をやめ、母艦も e830 も固定アドレスでネットワークを組む
   
3. 母艦で NetBIOS over TCI/IP を有効にする。
   
4. コントロールパネル => 接続 => ネットワークカード => 802.11b Wireless LAN PC Card を選択し
   「ネームサーバ」で母艦のIPアドレスをWINSサーバに指定する
   
5. TREなどでe830のレジストリに以下の項目を追加する。
   \\HKEY_LOCAL_MACHINE\Comm\Tcpip\Hostsに
   母艦のコンピュータ名のキーを作成。
   その下に、ipaddrという名前のバイナリ項目を作成し、
   データとして16進数に直した母艦のIPアドレスを書く
   おなじところにaliasesという文字列項目を作成する（中身を書かない。）
   
6. vxUtilをインストールし、母艦のコンピュータ名とIPアドレスの両方
   でPingが返ることを確認する。
   
7. ActiveSyncを開き、「ツール」「オプション」「PC」で
   「手動での同期中にこのPCと同期する」にチェック。
   
8. ActiveSyncで「同期」を押す。
   

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