.outliner の概要
outliner は、アウトラインプロセッサではなく、エディタなどで作成されたアウトライン文書 ( 階層付きテキスト文書 ) を HTML 文書に整形するソフトです。
普通のテキスト文書に、ほとんど手を加えずに手間をかけずに、見栄えの良く機能的な HTML 文書に変換する事を目的としています。
階層付きテキストをサポートしているアウトラインプロセッサ
AUTLA, FitzNote, Nami2000, IdeaTree, kie, StoryEditor, TreeProoF
などで編集したファイルを見栄えの良い、機能的な HTML に変換できます。
さらに Windows HTML Help Workshop 形式にも出力できます。( 例えばフリーソフト作者の方であれば、アウトラインプロセッサやエディタなどで取扱説明書を書けば、それだけで HTML 文書に変換してホームページにアップしたり、HTMLヘルプを作成してソフトに添付したりできます。)
変換元のアウトライン文書はどのようなソフトで作成されても構いません。
outliner が対象としているアウトライン文書は普通のテキストファイルですので特定のソフトで作成されたものである必要はありません。
基本的に outliner は文書コンバータであってオーサリング機能はありません。変換元文書の編集などはエディタやアウトラインプロセッサを使います。
通常階層付きテキストは文頭に "." ピリオドを付けて階層化を行いますが、outliner では任意の文字列で階層を表現する事も可能です。
outliner の一番身近な変換例は、この &&CHAPTER_FILE&& 自体です。この HTML 文書は普通のテキストエディタで作成したテキスト文書を outliner で変換したものです。
変換元文章 readme.txt ←これを変換すると、今ご覧になっているこの HTML 文書になります。
※この文章を Wz Editor のアウトラインで開くと文書作成中でもツリー構造のアウトライン表示が出来ます。
てっとり早く動作させたい人は簡単な使い方をまずご覧になってください。まず文書を変換して見る事が一番理解が早いと思います。
outliner は、ある簡単な書式で書かれたテキストファイルを HTML 文書に変換します。ただ単に変換するだけでなく、簡単なテキスト書式で記述された章見出しヘッダを判別しメニューを作り HTML 文書に変換します。
よく階層構造になっている文書では、章見出しに「1-1」とか「2-3」・「3-1-2」などの番号が付けられ文書構造のレベル付けが行われています。
outliner では章見出しに番号を付けるのではなく、行頭に「. ( ピリオド ) 」や「■」・「▲」を入れておくと、それが章見出しヘッダになります。
この章見出しヘッダを解析して自動でレベル付けを行い、HTML 文書に変換します。
この章見出しヘッダと章見出しに続く文章で一つのパラグラフ ( 段落 ) を構成します。

これは WZ Editor でアウトライン ( 標準設定 ) で作成した時の文書構造です

これはサクラエディタでアウトライン解析を行った時の文書構造の例です
このように文の先頭に章見出しヘッダを入れる事で、階層構造のアウトライン文書を作成します。このアウトライン文書を HTML 文書に変換するのが outliner です。
章見出しのレベルは 1〜6 までを作成できます。( HTML の見出しを表す H ( Head ) タグが H1〜H6 までだからです。)
さらに以下の機能があります。
..主な機能
...メニュー自動作成
章見出しヘッダを読み取って、左側のフレームにメニューを作成します。そのメニューをクリックすると、章見出しヘッダの本文に飛びます。
今ご覧になっている左側のフレームの事です。
...インデックスリンク
章見出しヘッダが本文中に含まれている場合、その文字を章見出しヘッダにリンクを張ります。
例えばこのパラグラフは「インデックスリンク」という章見出しヘッダを持つパラグラフです。インデックスリンク機能をオンにして変換すると、文章中に「インデックスリンク」という文字があった場合、そのパラグラフにリンクを張ります。
用語にリンクを張りたい場合でも特に何も指定しないでも自動的にリンクを張りますので、便利です。
参照
インデックスリンクを行なう
...URI リンク
文章中に http://〜 やメールアドレスなどがあった場合、その URI に対してリンクを張ります。
参照
URI リンクを行なう
連絡先 ( メールアドレスと URL に URI リンクが行われています。)
...コンテンツ分割
本文が長い場合などは、章見出しレベルごとに別々のファイルに分割して HTML 文書に出力することが出来ます。
参照
コンテンツ分割時の出力ファイル名設定
...スタイルシート設定
outliner では HTML 文書の見栄えはスタイルシートで定義します。そのために各パラグラフの章見出しヘッダと文章にはスタイルシートのクラスが DIV タグもしくは SPAN タグで定義されています。
指定したスタイルシートを本文に組込んだり、スタイルシートに対してリンクを張ることができます。
参照
スタイルシート
outliner が出力する HTML
...文章中のメタ文字
ある特定の文字を本文中に埋めこんでおくと、テキスト変換をしたときに文字を置換えることができます。
例えば現在の時刻を表すメタ文字を入れておくと、HTML 文書を変換した時に変換した日付と時間を自動的に置換えられますので、文書の作成時間などを自動更新する事が出来ます。
この取扱説明書のメニューやコンテンツのフッタに記述されている日付・時間はメタ文字で記述されています。
参照
メタ文字
...出力文字コード
出力する文字コードを EUC-JP, Shift JIS, JIS の 3種類から選ぶことができます。
...Windows HTML Help 形式出力
Windows HTML Workshop で読み込めるプロジェクトファイル、目次ファイル、索引ファイルを出力する事が出来ます。
このプロジェクトファイルを HTML Workshop で読み込むと変換元ファイルを Windows HTML Help に変換することができます。
ソフトなどの取扱説明書は、エディタなどで作成し outliner で変換しておけば、その取扱説明書がそのままヘルプファイルになります。
Windows HTML Help の目次ファイルは作成に非常に手間が掛かりますが、outliner なら取扱説明書がそのまま HTML Help に早変わりしてしまいます。もちろん Windows HTML Help 用のスタイルシートも用意してありますので、HTML Help にふさわしいスタイルで表示させる事が出来ます。
..他のソフトとの連携
outliner は他のアウトラインプロセッサなどと連携する事で、威力を発揮します。
以下のアウトラインプロセッサは階層付きテキストファイルの読み書きをすることができます。このソフトから出力された階層付きテキストファイルは outliner で正常に変換を行うことができました。
&&TABLE&&
SUMMARY=連携確認アウトラインプロセッサ
ソフト名,備考
AUTLA,階層付きテキストのエクスポートが可能。
コマンドライン版は AUTLA のプラグインとして動作します。
FitzNote,階層付きテキスト・IdeaTree 形式のインポート・エクスポートが可能
Nami2000,階層付きテキストのインポート・エクスポートが可能
<note@履歴> などの文字列を HTML タグとして認識してしまう
kie,階層付きテキストのインポート・エクスポートが可能
StoryEditor, 階層付きテキストのインポート・エクスポートが可能
IdeaTree,階層付きテキストのインポート・エクスポートが可能
TreeProoF,階層付きテキストのインポート・エクスポートが可能
&&TABLE&&
構造化エディタは階層付きテキストのインポート・エクスポートが出来ませんが、データ形式がシンプルなのでコンバータを作ることは簡単そうです。
※総てのソフトを使い込んだ訳ではないので、誤りや、このソフトでも動いた、コンバータあるよ、などの情報がありましたら教えて下さい。
..動作環境
outliner 実行形式版は以下の環境で動作いたします。
・Windows版
Windows98, 2000
※Windows95, Me, XP 等では動作確認はしておりませんが、恐らく動くものと思われます。
・Linux版
RedHat Linux 7.3
RedHat Linux 8.0
..ToDo
・&&M- を指定した下のレベルのパラグラフもメニューに表示しないようにする
・章番号は現在 1-2-3 という半角英数字だけだが、I-II-III や i-ii-iii などの形式も用意する
・メニューをコンテンツと一緒にする変換モードも作成
・数字や・を OL UL タグを利用してリストにする
・インデックスリンクは同じパラグラフへのリンクは行わないようにする
・現在は文字コード変換に jcode.pl を使用しているが、Jcode.pm か Encode モジュールを使用する予定
・アウトラインプロセッサの独自形式 ( テキスト ) から変換できるようにしたい
・形態素解析を使用した名詞 -> サーチエンジンリンク
・i18n 対応
..既知のバグ
・変換元ファイルやスタイルシートファイルのフォルダ名やファイル名に表という漢字が含まれていると、文字化けする。これは Perl/TK のバグか?
・コマンドライン引数でプロジェクトファイルを渡す時に表という漢字が含まれていると、プロジェクトファイルを開く事が出来ない。
・変換時開放されないメモリがある。GUI 版では1回変換を行なう度に 4K〜8KB 程のメモリを使用してしまいます。早急に修正する予定です。繰り返し何回も変換を行わせる場合は、時々 outliner の再起動を行って下さい。outliner を終了させると全てのメモリは開放されます。
・文字参照で < は HTML タグとの関連で変換できていません。
・章見出しヘッダに半角カナがある場合文字化けします。
・HTML ヘッダ・フッタ設定でファイルをオープン等をしたときにプロジェクトステータスが (変更) にならない。( 文字入力をした場合はなる。)
・CTRL キーや F5 を押しただけでロジェクトステータスが (変更) になってしまう。
..履歴
...&&M-1.0-3 : 2003-03-03
・リンクのアンカーの出力形式がいままでアンカー文字列だけだったのを、章見出しも選択できるように追加。
・置換文字列で &&CHAPTER_PARENT_?????&& と &&CHAPTER_TOP_?????&& &&FILE_?????&& を追加。
・メニューのメニュー章見出しと章番号にに id タグをつけるようにした。
・Windows HTML Help 出力がアンカータイプ HEADER に対応していなかったのを修正。
・Windows HTML Help でプロジェクトオプションを自由に指定できるようにした ( 指定はプロジェクトファイルを直接編集 )
・Windows HTML Help で目次用アイコンを指定できるようにした ( 指定はプロジェクトファイルを直接編集 )
・出力先フォルダをシェルで開けるようにした。
・&&TABLE&& 内の項目で "," が含まれている場合、" でクォーテーションするようにした。
...&&M-1.0-2 : 2003-02-13
・コマンドライン版のオプション -pause を追加。デフォルトの出力フォルダを変換元ファイルと同じところにセットするようにした。
・HTML 文字参照を変換できるようにした。
・章見出し文字列に半角スペースや * などの英数字・日本語以外の文字列が入っている時に、インデックスリンクが行われない ( 適切にリンクされない ) バグを修正。
...&&M-1.0-1 : 2003-02-10
スタイルシートのデフォルト設定を「内部に埋めこむ」から「使用しない」へ変更。
コマンドライン版のオプション -s -o -css_content -css_urllink を追加。
...&&M-1.0 : 2003-02-09
リリース版
..連絡先
バグや要望・サポートなどは以下のメールもしくは Web ページをご覧ください。
&&AUTHOR&& &&ADDRESS&&
&&URL&&
.outliner が出力する HTML
outliner は変換元文書を以下のような HTML 文書に変換します。
この変換した HTML 文書は付属しているスタイルシートで表示されていますので、見栄えも自由に変更することができます。
..全体の構成
まず全体の構成からご説明します。
以下の図のように変換された HTML 文書は左側のフレームにメニューが、右側のフレームにコンテンツ ( 変換元文書の本文 ) が表示されるように変換されます。
メニューやコンテンツは、ヘッダとフッタが付いて変換されます。
※もちろんこのヘッダやフッタも気に入らなければ自由に変更する事が可能ですし、付けない事も可能です。
メニューやコンテンツは、すべてスタイルが定義されて出力されます。ここでは、メニューの構成・コンテンツの構成と、各々のスタイルの定義方法を解説いたします。

全体の構成
..メニューの構成
左側のフレームに表示される章見出しヘッダの集まりの事です。変換元文書を読み込んで自動的に作成されます。
メニューに表示されているタイトルをクリックするとその文書へリンクします。
メニュー設定で表示の方法などをカスタマイズでき、ヘッダとフッタもカスタマイズできます。
以下はメニューの構成です。
&&-
メニューの構成
-&&
上部と下部のヘッダ・フッタにメニューの項目が挟まれている形で構成されています。
参照
出力設定
メニュー設定
メニュー用ヘッダ・フッタ設定
...メニューヘッダ
メニューのヘッダです。メニュー用ヘッダ・フッタ設定で設定することができます。
参照
メニュー用ヘッダ・フッタ設定
...メニューフッタ
メニューのフッタです。メニュー用ヘッダ・フッタ設定で設定することができます。
参照
メニュー用ヘッダ・フッタ設定
...メニュー章見出し
変換元文章から見つけた章見出しをリストアップされます。
個々のメニュー章見出しにはスタイルが定義されており、変更して見栄えを変えることもできます。
参照
メニュー章見出しのスタイル
...章番号
メニューや置換文字列 &&CHAPTER_SERIAL&& で表示される章番号です。
章番号の各章レベルの区切りは章番号セパレータで区切られます。
参照
メニューに章番号を表示するレベル
メニュー文字列設定
章番号セパレータ
現在の章に関する置換文字列
...章番号セパレータ
メニューに表示される章番号を章レベル単位で区切るセパレータです。
例えば章番号設定で章番号セパレータを - ( 半角ハイフン ) にしておくと
2-3-1
という風に出力されます。. ( 半角ピリオド ) にしておけば、
2.3.1
となります。
参照
章番号
章番号設定
...章セパレータ
メニューに表示される章見出しを区切るセパレータです。メニューに章セパレータを挿入するレベルを変更する事で、制御します。
このレベルを 1 にすると、レベル 1 の章見出しを出力する直前に挿入します。
例えば章セパレータ設定で HR タグを指定し、章セパレータを レベル 1 に設定して変換をすると章見出し 1 を挿入する直前に水平線が出力されます。
参照
メニューに章セパレータを挿入するレベル
章セパレータ設定
...メニューのスタイル
メニューが出力される時に、DIV タグや SPAN タグなどを用いてスタイルが設定されます。
以下の図が適用されるスタイルの位置関係などを表しています。
スタイルシートに定義されている以下のスタイル名を変える事で、メニューの見栄えを変えることができます。
&&-
メニューのスタイル構成
-&&
....メニューヘッダのスタイル
メニューヘッダのスタイルは定義されません。
メニュー用ヘッダ・フッタ設定で設定されている内容が、そのまま出力されます。
....メニューフッタのスタイル
メニューフッタのスタイルは定義されません。
メニュー用ヘッダ・フッタ設定で設定されている内容が、そのまま出力されます。
....メニュー章見出しのスタイル
メニュー章見出しは「章番号+章見出し」で構成されます。
まず図にあるようにメニュー章見出し全体が DIV タグでクラス定義されます。
メニュー章見出しの章レベルが 1 の場合は、
<DIV class='list1' id='id-章見出しのアンカー' >章番号</DIV>
というように list(n) で定義されます。( n は章レベルです )
....章番号のスタイル
章番号は章番号だけで独立したスタイルを持ちます。しかし章番号はメニュー章見出しのスタイルの子スタイルになります。
<DIV class='list1' id='id-章見出しのアンカー' >
<SPAN class='list_serial1' id='serial-章見出しのアンカー' >章番号</SPAN>
メニュー章見出し
</DIV>
というように list(n)-serial で定義されます。( n は章レベルです )
このように、章番号のスタイルはメニュー章見出しのスタイルの入れ子のような状態で定義されますので、メニュー章見出しとは別な見栄えを設定する事が可能です。
....章セパレータのスタイル
章セパレータのスタイルは定義されません。
章セパレータ設定で設定されている内容が、そのまま出力されます。
..コンテンツの構成
&&-
コンテンツの構成
-&&
...コンテンツヘッダ
コンテンツのヘッダです。コンテンツ用ヘッダ・フッタ設定で設定することができます。
コンテンツヘッダはファイルの上部に出力されます。
コンテンツ分割をしていない場合は、コンテンツヘッダは章レベル 1 のヘッダが出力されます。
コンテンツ分割をしている場合、
1. 章レベル 1 のファイルのヘッダ→レベル 1 コンテンツヘッダを出力
2. 章レベル 2 のファイルのヘッダ→レベル 2 コンテンツヘッダを出力
3. 章レベル 3 のファイルのヘッダ→レベル 3 コンテンツヘッダを出力
4. 章レベル 4 のファイルのヘッダ→レベル 4 コンテンツヘッダを出力
5. 章レベル 5 のファイルのヘッダ→レベル 5 コンテンツヘッダを出力
6. 章レベル 6 のファイルのヘッダ→レベル 6 コンテンツヘッダを出力
参照
コンテンツ用ヘッダ・フッタ設定
...コンテンツフッタ
コンテンツのフッタです。コンテンツ用ヘッダ・フッタ設定で設定することができます。
コンテンツフッタはファイルの下部に出力されます。
コンテンツ分割をしていない場合は、コンテンツフッタは章レベル 1 のフッタが出力されます。
コンテンツ分割をしている場合、
1. 章レベル 1 のファイルのフッタ→レベル 1 コンテンツフッタを出力
2. 章レベル 2 のファイルのフッタ→レベル 2 コンテンツフッタを出力
3. 章レベル 3 のファイルのフッタ→レベル 3 コンテンツフッタを出力
4. 章レベル 4 のファイルのフッタ→レベル 4 コンテンツフッタを出力
5. 章レベル 5 のファイルのフッタ→レベル 5 コンテンツフッタを出力
6. 章レベル 6 のファイルのフッタ→レベル 6 コンテンツフッタを出力
参照
コンテンツ用ヘッダ・フッタ設定
...パラグラフ
パラグラフは段落という意味です。
outliner ではパラグラフは「章見出し」・「リンクツール」・「コンテンツ ( 本文 )」の 3種類が含まれている物の総称です。
...パラグラフセパレータ
コンテンツに表示されるコンテンツを章レベル単位で区切るセパレータです。
ここで設定された文字列は「コンテンツのパラグラフセパレータを挿入するレベル」で設定されたレベルのパラグラフを出力する直前に挿入されます。コンテンツヘッダやコンテンツフッタと違いコンテンツが出力される時に必ず出力されます。( どのレベルのパラグラフに出力するか設定することができます )
各パラグラフ間を分離するために水平線 ( HR タグ ) や改行 ( BR タグ ) を使用すると良いでしょう。
ヘッダ・フッタは「HTML 文書ファイルの上部と下部」に出力されますが、パラグラフセパレータは「パラグラフの上部」に出力されます。
参照
コンテンツの構成
パラグラフセパレータ設定
コンテンツにパラグラフセパレータを挿入するレベル
...コンテンツ章見出し
コンテンツ章見出しはコンテンツのタイトルになる見出し文字列です。
...リンクツール
リンクツールとは、その章見出しレベルに含まれている下の章見出しレベルに簡単に移動できるリンクの集まりの事です。
たとえば「変換設定」という章見出しレベル 1 の下に「ファイル変換設定」・「ファイル名設定」の 2 つの章見出しレベル 2 のパラグラフがある場合、その章見出しへのリンクが章見出しレベル 1 の章見出しヘッダの位置に挿入されます。
参照
リンクツール設定
...リンクツールセパレータ
リンクツールに含まれる、章見出しの区切り文字列です。
参照
リンクツール
リンクツールセパレータの設定
...コンテンツのスタイル
&&-
コンテンツのスタイル構成
-&&
....コンテンツヘッダのスタイル
コンテンツヘッダのスタイルは定義されません。
コンテンツ用ヘッダ・フッタ設定で設定されている内容が、そのまま出力されます。
....コンテンツフッタのスタイル
コンテンツフッタのスタイルは定義されません。
コンテンツ用ヘッダ・フッタ設定で設定されている内容が、そのまま出力されます。
....コンテンツ章見出しのスタイル
コンテンツ章見出しのスタイルは、図にあるようにコンテンツ章見出し全体が H タグでクラス定義されます。
コンテンツ章見出しの章レベルが 1 の場合は、
<H1 class='head1' >章見出し</H1>
というように H(n) で定義され class でスタイルが設定されます。( n は章レベルです )
....リンクツールのスタイル
リンクツールのスタイルは、図にあるようにリンクツール全体が DIV タグでクラス定義されます。
リンクツールが表示される章レベルが 1 の場合は、
<DIV class='tools1' >
<A href='#?????' >章見出し</A>リンクツールセパレータ<A href='#?????' >章見出し</A>
</DIV>
というように DIV タグで定義され、個々リンクにはスタイルは定義されません。
....コンテンツ ( 本文 ) のスタイル
コンテンツ ( 本文 ) スタイルは、図にあるように文書だけ DIV タグでクラス定義されます。
コンテンツ ( 本文 ) が表示される章レベルが 1 の場合は、
<DIV class='text1' >
本文
</DIV>
というように DIV タグで定義されます。
.簡単な使い方
ここではサンプルのテキストファイルを HTML 文書に変換する例でご説明します。
..&&I-outliner を起動する
outliner をインストールしたフォルダにある outliner.exe をダブルクリックして起動して下さい。少し起動に時間がかかるかもしれませんが、以下の図のように起動します。
..&&I-変換元文書を選択する
「変換元ファイルの選択」の参照ボタンを押して、ファイル選択ダイアログを開いてください。
outliner をインストールしたフォルダに、sample フォルダがあります。このフォルダの中にある sample.txt を選択します。
変換元文書を選択したら「エディタで開く」ボタンを押してみてください。変換元文書がメモ帳で開いたと思います。
これからこのテキスト文書を HTML 文書に変換します。とりあえず変換元文書は閉じます。
参照
エディタの選択
..&&I-スタイルシートを選択する
次にメニュー用・コンテンツ用両方の「スタイルシートの選択」の参照ボタンを押して、ファイル選択ダイアログを開いて下さい。sample フォルダにある style.css を選択します。
選択が終わったら「その他の HTML 設定」にある「スタイルシート」を「内部に埋めこむ」を選択します。
..&&I-出力先フォルダを選択する
変換する HTML 文書の出力先フォルダを選択します。参照ボタンを押して sample フォルダを選択して下さい。これで HTML 文書は sample フォルダに出力されるようになりました。
..&&I-文書を変換する
これで文書変換の準備は整いました。ツールバーにある変換ボタンを押して下さい。( F5 を押す事でも変換を行う事が出来ます。)
正常に変換できるとステータスバーに「変換完了」と表示されます。これだけで変換完了です。
..&&I-ブラウザで開く
変換が完了したら HTML 文書をブラウザで開きます。
ツールバーにあるブラウザボタンを押して下さい。( F6 を押す事でもブラウザを起動する事が出来ます。)
どうでしょうか?変換された HTML 文書が見えましたか?
これが先程見たテキスト文書を HTML 文書に変換した結果です。
※ブラウザはデフォルトで Internet Explorer が設定されます ( Windows 環境で使用している場合 )。うまくブラウザが起動しない場合や他のブラウザで開く場合は、起動ソフトウェアの設定で使用するブラウザを選択して下さい。
..&&I-変換した HTML 文書を見る
これでサンプルが HTML に変換されました。このように用意したテキストファイルを簡単に見栄えの良い HTML 文書に変換することができます。
..&&I-設定を変更してみる
次に設定を変更して変換をしてみましょう。
インデックスリンクとメニューの表示を変えて見ましょう。
出力設定にある「メニューに表示するレベル」を 1 に変更します。
次に「インデックスリンクを行う」チェックボックスをチェックします。右となりのインデックスリンクを行うレベルは 3 のままでいいです。
設定ができたら、F5 を押すかアイコンをクリックしてまた変換を行わせます。変換が完了したら先程起動したブラウザを選択し F5 を押すかリロードのアイコンをクリックします。
どうでしょうか?先程とは違った HTML 文書になっていると思います。
まずメニューに表示されているのは章レベル 1 のタイトルだけになっているはずです。
さらに文書中の言葉にリンクが張られていると思います。それをクリックするとそのパラグラフへジャンプします。
これがインデックスリンク機能です。
これ以外にも様々な出力設定などがあります。それは次の章「詳しい使い方」で解説しています。
.詳しい使い方
..変換設定
ここではテキスト文書をどのように HTML 文書に変換するか設定を行います。
...ファイル変換設定
ファイル変換設定では変換元文書を HTML 文書に変換するための設定を行います。
....その他の HTML 設定
.....章見出しヘッダを除去して出力する
この項目にチェックを入れると変換元文書に入っている章見出しヘッダ文字列を HTML 文書に出力する時に除去して出力します。
たとえば章見出しヘッダに「.」・「..」を付けている場合、このチェックボックスにチェックしないとこの「.」等の章見出しヘッダがそのまま出力されてしまいますので、チェックをして変換した方が良いでしょう。
逆に章見出しヘッダに「★」・「■」等を使用している時は、チェックを外した方が良いかもしれません。
.....文字参照を変換する
HTML 文字参照を変換するかどうか設定します。
このチェックを付けると自動的に文字参照変換を行うようにします。
変換は、HTML タグの中と &&-〜-&& の間に囲まれた文字列は行いません。
.....URI リンクを行なう
URI リンクを行なうかどうか設定します。チェックを外すと URI リンクは行われなくなります。
隣のテキストボックスには URI リンクを行う場合のターゲットフレーム名を選択、もしくは入力します。
&&TABLE&&
CAPTION=デフォルトで選択できるターゲットフレーム名 ( 引用・とほほのWWW入門 )
SUMMARY=デフォルトで選択できるターゲットフレーム名 ( 引用・とほほのWWW入門 )
フレーム名,説明
_blank,常に名前無しのウィンドウを新規に開いて、そこに表示します
_self,自分自身のウィンドウ(フレーム)に表示します
_top,ウィンドウがフレームに分割されていれば、分割を全て解除して、そこに表示します。
_parent,ウィンドウがフレームに分割されていれば、1段だけ分割を解除して、その親フレームに表示します。
&&TABLE&&
参照
URI リンク
.....コンテンツを分割する
本文が長い場合に、章見出しレベルごとに別々のファイルに分割して出力します。
分割するレベルを選択できます。0 を指定した場合はコンテンツは分割しないで出力しますが、1〜6 を選択した場合は、指定した章レベル毎に出力します。
参照
コンテンツ分割時の出力ファイル名設定
コンテンツ分割時の注意
.....出力文字コード
出力する文字コードを指定します。ファイルを出力する際にここで指定した文字コードに変換して出力します。
さらに出力する HTML 文書の HTML ヘッダ内部に META タグを使用して文字コードが自動的に設定されます。
.....スタイルシート
選択したスタイルシートをどの様にして HTML 文書に適用するか指定します。
これはコンテンツ用・メニュー用両方の指定になります。
......使用しない
文字通りスタイルシートを使用しません。
※スタイルシートを「使用しない」を選択しても HTML 文書中には DIV タグなどでスタイルの設定は行われます。
......内部に埋めこむ
「内部に埋めこむ」を選択すると HTML 文書のヘッダ内部に STYLE タグを使用して、選択したスタイルシートがそのまま埋めこまれます。
......外部にリンクする
「外部にリンクする」を選択すると HTML 文書のヘッダ内部に LINK タグを使用して、選択したスタイルシートにリンクを張る事ができます。
スタイルシートを指定するには、下側にあるリンクテキストボックスにパスや URL を記述して下さい。
コンテンツ用・メニュー用個別に指定する事ができます。
・外部リンクで指定し、リンクに 'styles.css' を指定した場合の出力 HTML
<LINK rel=STYLESHEET type='text/css' href='style.css' >
・外部リンクで指定し、リンクに '../styles/' を指定した場合の出力 HTML
<LINK rel=STYLESHEET type='text/css' href='../styles/style.css' >
※「外部にリンクする」を選択した場合、ファイル選択で選択したスタイルシートは使用しません。
.....アンカータイプ
章見出しやインデックスリンクのときに出力する A タグのアンカータイプを選択します。
&&TABLE&&
SUMMARY=アンカータイプ
選択,説明,例
ANCHOR,アンカーをアンカー文字列として使用します,<A name='010203000000'>簡単な使い方</A>
<A href='Chapter-1.html#010203000000'>
HEADER,章見出しをアンカー文字列として使用します,<A name='簡単な使い方'>簡単な使い方</A>
<A href='Chapter-1.html#簡単な使い方'>
&&TABLE&&
アンカーを使用すると変換元文書の構成が変わったときにパラグラフのアンカーが変わってしまいますが、HEADER を使用すると固定する事が出来ます。
固定してリンクを行わせたい場合などは、HEADER を選択した方が良いでしょう。
しかし変換を行うときは出来るだけアンカータイプを ANCHOR にして変換を行ってください。HEADER で変換を行うとパラグラフへ正常にリンクされない事が有ります。
参照
パラグラフへリンクされない
....出力設定
見出し設定では章見出しに関する設定を行います。
.....メニューに表示するレベル
メニューに表示する章見出しのレベルを設定します。
たとえば 1 を指定するとメニューには「章見出しレベル 1」が並びます。4 にすると「章見出しレベル 4」までのメニューが作成されます。
この今ご覧になっている HTML 文書はメニューに表示するレベルは 4 で変換してあります。
.....メニューに章番号を表示するレベル
メニューに表する章見出しヘッダに、その章見出しヘッダの章番号を付加して出力する事が出来ます。
ここではその章見出し番号を、メニューのどの章見出しレベルにまで挿入するか設定します。
参照
章番号セパレータの設定
.....メニューに章セパレータを挿入するレベル
メニュー設定で設定を行なう章セパレータを、メニューのどの章見出しレベルにまで挿入するか設定します。
参照
章セパレータの設定
.....コンテンツにリンクツールを挿入するレベル
リンクツールをどの章見出しレベルにまで挿入するか設定します。
参照
リンクツール
リンクツールセパレータ設定
.....コンテンツにパラグラフセパレータを挿入するレベル
コンテンツ設定で設定を行うパラグラフセパレータを挿入するレベルを指定します。
参照
パラグラフセパレータ設定
.....インデックスリンクを行なう
インデックスリンクを行なうレベルを指定します。
参照
インデックスリンク
....出力タイプ設定
.....ファイル出力タイプ
変換して出力するファイルタイプを選択します。通常の HTML と Windows HTML Help 形式を選択することができます。
参照
Windows HTML Help 形式出力について
...ファイル名設定
出力を行なうファイル名に関しての設定を行います。
....出力ファイル名設定
.....フレームセットファイル名
フレームセットファイル名 ( デフォルト : index.html ) を設定します。
チェックを外すと変換時にこのファイルを出力しなくする事が出来ます。
.....メニューファイル名
左側のフレームに開かれるメニューファイル名 ( デフォルト : menu.html ) を設定します。
チェックを外すと変換時にこのファイルを出力しなくする事が出来ます。
.....コンテンツファイル名
右側のフレームに開かれるコンテンツファイル名 ( デフォルト : contents.html ) を設定します。
ここで設定するファイル名はコンテンツ分割を行わない場合のファイル名です。
チェックを外すと変換時にこのファイルを出力しなくする事が出来ます。
参照
コンテンツ分割時の出力ファイル名設定
....コンテンツ分割時の出力ファイル名設定
コンテンツを分割するチェックを行った場合に、コンテンツファイルは「各章見出しレベル 1 毎に」別々のファイルに分割されて出力されます。
例えば変換元文書に章見出しレベル1 が 以下のように 3つあった場合、
Chapter-1.html
Chapter-2.html
Chapter-3.html
という 3 つのファイルが出力されます。
ここでは出力するファイル名のプレフィックス・サフィックス・拡張子を設定します。
.....プレフィックス
ファイル名のプレフィックスを設定します。( デフォルト : Chapter- )
.....サフィックス
ファイル名のサフィックスを設定します。連番の後に付加されます。 ( デフォルト : なし )
.....拡張子
ファイル名の拡張子を設定します。( デフォルト : .html )
....Windows HTML Help ファイル名設定
ファイル変換設定でファイル出力タイプを Windows HTML Help 形式にすると、このファイル名の設定を行なうことができます。
.....プロジェクトファイル名
出力する Windows HTML Help のプロジェクトファイル名 ( デフォルト : contents.hhp )を指定します。チェックを外すとプロジェクトファイルを出力しません。
.....目次ファイル名
出力する Windows HTML Help の目次ファイル名を ( デフォルト : contents.hhc ) を指定します。チェックを外すと目次ファイルを出力しません。
.....索引ファイル名
出力する Windows HTML Help の索引ファイル名を ( デフォルト : contents.hhk ) を指定します。チェックを外すと索引ファイルを出力しません。
※索引ファイルはインデックスリンクを行わないと出力されません。
.....ヘルプファイル名
Windows HTML Help Workshop が出力するヘルプファイル名を指定します。このファイル名は Windows HTML Help プロジェクトファイル内に記述されます。
..スタイル設定
outliner のスタートメニューにある項目は、変換する HTML 文書の各種スタイルを設定する項目です。
スタイルといってもスタイルシートを設定するのではなく、どちらかと言えば HTML 的な書式を指定します。
メニューやコンテンツの章見出しヘッダや、ページのヘッダやフッタなどの HTML を設定します。
...全体設定
ここでは出力する HTML 文書全体の設定を行います。
....文書設定
HTML 文書の各種情報を設定します。
.....コンテンツタイトル
コンテンツのタイトルを設定します。
ここで設定された値はメタ文字 &&TITLE_CONTENT&&で置換える事ができます。
デフォルトのコンテンツ用ヘッダ設定で使用されています。
参照
コンテンツ用ヘッダ・フッタ設定
.....メニュータイトル
メニューのタイトルを設定します。ここで設定された値はメニューの上側に表示されます。
ここで設定された値はメタ文字 &&TITLE_URLLINK&&で置換える事ができます。
デフォルトのメニュー用ヘッダ設定で使用されています。
参照
メニュー用ヘッダ・フッタ設定
.....詳細情報
コンテンツの詳細情報・説明を設定します。ここで設定された値はコンテンツファイルヘッダ内にある META タグの Description に設定されます。
ここで設定された値はメタ文字 &&DESCRIPTION&&で置換える事ができます。
.....キーワード
コンテンツのキーワードを設定します。ここで設定された値はコンテンツファイルヘッダ内にある META タグの Keywords に設定されます。
ここで設定された値はメタ文字 &&KEYWORDS&&で置換える事ができます。
.....著者
コンテンツの著者を設定します。ここで設定された値はコンテンツファイルヘッダ内にある META タグの Author に設定されます。
ここで設定された値はメタ文字 &&AUTHOR&&で置換える事ができます。
.....著作権表示
コンテンツの著作権表示を設定します。
ここで設定された値はメタ文字 &©RIGHT&&で置換える事ができます。
....フレームセット設定
メニューとコンテンツを表示するフレームセットの設定を行います。
.....メニューフレームの名前
メニューを表示するフレームの名前を指定します。
.....コンテンツフレームの名前
コンテンツを表示するフレームの名前を指定します。
.....フレーム分割の割合
メニューとコンテンツを分けるフレームの割合を指定します。
指定は HTML の FRAMESET タグで行なうようにピクセル値やパーセンテージで行います。* ( アスタリスクを指定すると残りのすべてを表します。
....章見出し設定
ここでは変換元文書からテキストを読み取る時の設定を行います。
.....章見出しヘッダ設定
変換元文書を読み取る際の章見出しヘッダを設定します。
変換元ファイルを読み込む時に、ここで設定した章見出しヘッダを使用して解析します。
.....最大章数設定
一つのレベルに含まれる章の数を設定します。
デフォルトでは 99 です。99を超える章を処理する時は、この値を変更して下さい。
....HTML 設定
出力する HTML 文書全般の設定を行います。
.....HTML DOCTYPE 設定
HTML の DOCTYPE をフレームセットファイル・メニューファイル・コンテンツファイルごとに指定します。
参照
Another HTML-Lint
.....その他の HTML 設定
......HTML LANG 属性
出力する HTML の言語属性を指定します。通常はデフォルト設定である ja で構いません。
参照
ISO 639-2
...コンテンツ設定
出力する HTML ファイルのコンテンツ部分の設定を行います。
....コンテンツ章見出しヘッダ設定
.....パラグラフセパレータの設定
パラグラフとパラグラフの間に挿入するセパレータを設定します。
ここで設定された文字列は「コンテンツにパラグラフセパレータを挿入するレベル」で設定されたレベルのパラグラフを出力する直前に挿入されます。
参照
パラグラフセパレータ
コンテンツにパラグラフセパレータを挿入するレベル
.....コンテンツ章見出しヘッダ設定
コンテンツ内で章見出しを出力する時の書式を各レベルごとに設定します。
1. 例えば章見出しに画像を表示させたい場合は、以下のように設定します。
<IMG src='./image/image.jpg'>&&CHAPTER_HEAD&&
2. この設定内部では置換文字列を使用することができますので、上記を応用すれば画像ファイル名も自動的に指定することができます
まず画像ファイルは章見出しのファイル名にしておきます。
<IMG src='./image/&&CHAPTER_HEAD&&.jpg'>&&CHAPTER_HEAD&&
こうすれば IMG タグ内の画像ファイルも自動的に置換えられて指定されます。
3. この設定内部では置換文字列を使用することができますので、以下のようにして章番号を付けることができます。
&&CHAPTER_SERIAL&&-&&CHAPTER_HEAD&&
....リンクツール設定
コンテンツに出力されるリンクツールに関しての設定を行います。
.....リンクツールセパレータの設定
リンクツールの章見出し間に挿入するセパレータを設定します。
参照
リンクツール
パラグラフセパレータの設定
.....リンクツール文字列設定
コンテンツ章見出しヘッダ設定と同じように置換文字列を用いた設定などを行うことができます。
参照
章見出し設定
...メニュー設定
メニューに関しての設定を行います。
....章番号設定
章番号セパレータを設定します。
参照
章番号セパレータ
....章セパレータ設定
章セパレータを設定します。
参照
章セパレータ
....メニュー章見出し設定
コンテンツ章見出しヘッダ設定と同じように置換文字列を用いた設定などを行うことができます。
参照
章見出し設定
...ヘッダとフッタ
ヘッダとフッタを設定します。
....メニュー用ヘッダ・フッタ設定
メニュー用のヘッダとフッタを設定します。HTML を設定できます。
置換文字列を使用する事ができますが、現在のパラグラフに関する置換文字列は使用することができません。( 置換されません )
参照
メニューヘッダ
メニューフッタ
現在のパラグラフに関する置換文字列
....コンテンツ用ヘッダ・フッタ設定
コンテンツ用のヘッダとフッタを設定します。HTML を設定できます。
置換文字列を使用する事ができますが、現在のパラグラフに関する置換文字列は使用することができません。( 置換されません )
コンテンツヘッダとフッタはレベル毎に指定します。
参照
コンテンツヘッダ
コンテンツフッタ
現在のパラグラフに関する置換文字列
..outliner の設定
outliner の設定を行います。
outliner の設定では起動するブラウザや文書の編集に使うエディタ、outliner プログラム自体のフォントの種類とサイズなどの設定が出来ます。
Tool メニューから設定を選択して下さい。
...起動ソフトウェアの設定
outliner から起動する外部プログラムを設定します。
....ブラウザの選択
変換された HTML 文書を開くためのブラウザを設定します。参照ボタンを押してブラウザを選択して下さい。
※ブラウザは Windows 環境で使用している場合 Internet Explorer "C:/Program Files/Internet Explorer/IEXPLORE.EXE" が設定されています。他の環境ではブラウザは設定されていません。
....エディタの選択
変換元ファイルや変換した HTML 文書をエディタで開くことができます。参照ボタンを押してエディタを選択して下さい。
※エディタは Windows 環境で使用している場合メモ帳 "c:/windows/notepad.exe" もしくは "c:/winnt/notepad.exe" が設定されています。他の環境の場合 "kterm -k vi" が設定されています。
....シェルの選択
出力先フォルダ選択の一番右側のアイコンで、出力先フォルダを開くことができます。
ここでは出力先フォルダを開くシェルを設定します。
※シェルは Windows 環境で使用している場合エクスプローラ "c:/windows/explorer.exe" もしくは "c:/winnt/explorer.exe" が設定されています。他の環境の場合 "kterm -k " が設定されています。
...フォントの設定
outliner 自体が使用するフォントとそのサイズを変更できます。フォントは設定後 outliner を再起動するまで反映されません。
※日本語フォントを選択して下さい。英語フォントなどを指定されますと日本語を見る事が出来なくなります。フォントサイズも大きくすると outliner が画面からはみ出してしまいます。
.テキスト書式
ここでは HTML 文書に変換するための書式を解説します。基本的には普通の階層付きテキストであれば正常に変換できます。
がそれ以外の章見出し文字列の付け方や、outliner 独自のメタ文字などを解説します。
..章見出しヘッダの付け方
HTML 文書に変換を行なうための書式は非常に簡単です。まず階層付きテキストの書き方を解説します。
階層付きテキストの書式は特にはありません。
タイトル行の先頭に "." ( 半角ピリオド ) を付けるだけです。
&&-
.概要 ←タイトル行
ここは通常の文書
..このソフトは〜 ←タイトル行
ここも通常の文書
-&&
このように簡単です。そして、
レベル 1 「.」
レベル 2 「..」
レベル 3 「...」
レベル 4 「....」
レベル 5 「.....」
レベル 6 「......」
レベル 1 〜 6 まで指定することができます。
※outliner では、初めて レベル 1 が文書に出現した時から解析が行われます。
...その他の章見出しヘッダ
階層付きテキストでは "." ( 半角ピリオド ) を使用していましたが、outliner では "." ( 半角ピリオド ) 以外の文字でも使うことができます。
まず章見出しヘッダを決めます。とりあえずここでは、
レベル 1 「■」
レベル 2 「◆」
レベル 3 「●」
レベル 4 「★」
レベル 5 「※」
レベル 6 「・」
と決める事にします。
あとは作成する文章のタイトル行の先頭に決めた章見出しヘッダを入れるだけです。
この章見出しヘッダで文書を作成し、章見出しヘッダ設定で、上記の「■,◆,●,★,※,・」を設定します。
こうすればお好きな章見出しヘッダで変換することができます。
..インデックスリンクに含まない章見出しヘッダ指定
章見出しヘッダの後に &&I- を付けると、その章見出しヘッダはインデックスリンクが行われません。
たとえば章見出しヘッダを
「..&&I-テスト内容」
と指定すると、この章見出しヘッダはインデックスリンクを行なう候補には含まれなくなります。
つまり文中に「テスト内容」という文字列があってもインデックスリンクが行われなくなります。
※この &&I- は &&M- と一緒に指定することができます。
..メニューに含まない章見出しヘッダ指定
章見出しヘッダの後に &&M- を付けると、その章見出しヘッダはメニューに表示されなくなります。
たとえば章見出しヘッダを
「..&&M-テスト内容」
と指定すると、この章見出しヘッダはメニューに表示されなくなります。
※この &&M- は &&I- と一緒に指定することができます。
..変換しない範囲指定
outliner はテキストから変換する時にすべての改行に BR タグを自動的に付加します。
これは HTML タグだけの行にでも付加します。
例えば、文書中に TABLE タグ等を用いてテーブルを書く場合は BR タグが自動的に付加されるのは好ましい事ではありません。
これを回避するには、&&-と-&&で文字列を囲みます。
※&&-と-&& で文字列を囲んでもインデックスリンクは行われます。
例 )
&&-
<TABLE>
〜
</TABLE>
-&&
PRE タグを使用する時も使った方が良いでしょう。
例 )
&&-
<PRE>
〜
</PRE>
-&&
..CSV 形式でテーブルを作成
CSV 形式のデータを &&TABLE&& タグで囲むと、囲われた間のある CSV 形式のデータをテーブルにして出力します。
例 )
&&TABLE&&
CAPTION=ショートカットキー
キー,動作
CTRL+N,新規プロジェクト作成
CTRL+O,プロジェクトファイルをを開く
CTRL+S,プロジェクトファイルを上書き保存する
ALT+F4,終了
F5,変換
F6,変換した文書をブラウザで開く
&&TABLE&&
のようにするには以下のように記述します。
&&-
&&TABLE&&
CAPTION=<CAPTION align='top'>ショートカットキー</CAPTION>
キー,動作
CTRL+N,新規プロジェクト作成
CTRL+O,プロジェクトファイルを開く
CTRL+S,プロジェクトファイルを上書き保存する
ALT+F4,終了
F5,変換
F6,変換した文書をブラウザで開く
&&TABLE&&
|
-&&
テーブルを記述する時にいくつかのパラメータを設定することができます。上記の CAPTION のように &&TABLE&& タグの次の行から 1 行に 1 つのパラメータを記述します。
例 )
&&TABLE&&
CAPTION=<CAPTION align='top'>ショートカットキー</CAPTION>
CLASS=table
TH=0
項目中に "," が有る場合
もし項目に "," ( 半角カンマ ) が入っている場合は、その項目を " ( 半角クォーテーション ) で囲ってください。
例)
例文1,"This is a pen, not a pencil.", これは鉛筆ではなく、ペンです。
...&&M-CAPTION
テーブルにキャプションをつけるには CAPTION= の後に CAPTION タグをそのまま記述します。
...&&M-CLASS
テーブルのクラスを指定するには CLASS= の後にクラス名を記述します。
デフォルトで table クラスが指定されます。
...&&M-SUMMARY
このテーブルの説明を記述します。この SUMMARY に指定された文字列が TABLE タグの summary 属性に設定されます。
...&&M-TH
デフォルトでは最初の行がテーブルヘッダとして TH タグでテーブルが作られます。最初の行も普通のテーブル行として取り扱う場合は TH=0 と指定します。
..置換文字列
変換元文書に置換文字列と呼ばれる言葉を埋めこんでおくと、outliner が HTML に変換するときにその言葉を置換します。
例えば文書中に、&&DATE&& という言葉を埋めこんでおくと Sun Oct 13 00:02:57 2003 という言葉に変換を行います。
...日付と時間に関する置換文字列
変換した日付や時間に置換する置換文字列が用意されています。
例えばフッタには以下のような文書が設定されています。
Last Updated : &&YEAR&&-&&MON&&-&&DAY&&<BR><BR>
これは変換された年・月・日の置換文字列を変換する事で、最終更新日を自動的に更新するようにしてあります。
※例に太字で書いてある方が、置換後の文字列の例です。
&&TABLE&&
SUMMARY=日付と時間に関する置換文字列
置換文字列,説明,例
&&DATE&&,現在の日付と時間の文字列に置換します,&&DATE&&
Sun Oct 13 00:02:57 2002
&&DATE1&&,現在の日付に置換します,&&DATE1&&
2002-10-13
&&DATE2&&,現在の日付に置換します,&&DATE2&&
10-13-2002
&&TIME&&,現在の時刻に置換します,&&TIME&&
9:12:57
&&TIME1&&,現在の時刻に置換します。秒は含まれません,&&TIME1&&
9:22
&&YEAR&&,現在の年に置換します,&&MIN&&
2002
&&MON&&,現在の月に置換します,&&MON&&
10
&&DAY&&,現在の日に置換します,&&DAY&&
12
&&WDAY&&,現在の曜日に置換します,&&WDAY&&
Sat
&&HOUR&&,現在の時に置換します,&&HOUR&&
9
&&MIN&&,現在の分に置換します,&&MIN&&
12
&&SEC&&,現在の秒に置換します,&&MIN&&
57
&&TABLE&&
参照
メニュー用ヘッダ・フッタ設定
コンテンツ用ヘッダ・フッタ設定
...文書設定に関する置換文字列
文書設定で設定した各種の値を置換文字列で置換する事が出来ます。
例えばフッタには以下のような文書が設定されています。
&©RIGHT&&<BR>
&&URL&&
これはフッタに著作者とその URL を表示するために置換文字列を用いて実現しています。
※例に太字で書いてある方が、置換後の文字列の例です。
&&TABLE&&
SUMMARY=文書設定に関する置換文字列
置換文字列,説明,例
&&TITLE_CONTENT&&,文書設定のコンテンツタイトルに指定された文字列に置換します,&&TITLE_CONTENT&&
Manual page of Text2Html
&&TITLE_URLLINK&&,文書設定のメニュータイトルに指定された文字列に置換します,&&TITLE_URLLINK&&
Table of Contents
&©RIGHT&&,文書設定の著作権表示に指定された文字列に置換します,&©RIGHT&&
Copyright © 2002 Mikio Fukushima. All rights reserved.
&&AUTHOR&&,文書設定の著者に指定された文字列に置換します。さらに HTML ヘッダのMETA タグ内にも挿入されます,&&AUTHOR&&
Mikio Fukushima
&&KEYWORDS&&,文書設定のキーワードに指定された文字列に置換します。さらに HTML ヘッダのMETA タグ内にも挿入されます,&&KEYWORDS&&
テキスト変換ソフト
&&DESCRIPTION&&,文書設定の詳細情報に指定された文字列に置換します。さらに HTML ヘッダのMETA タグ内にも挿入されます,&&DESCRIPTION&&
hogehoge
&&ADDRESS&&,文書設定のアドレスに指定された文字列に置換します,&&ADDRESS&&
mikio@pop06.odn.ne.jp
&&URL&&,文書設定のURLに指定された文字列に置換します,&&URL&&
http://www.cybercom.jp/~mikio/
&&CHAPTER_HEAD&&,文字列がある章の章見出しヘッダに置換します,&&CHAPTER_HEAD&&
outliner の概要
&&TABLE&&
...ファイル名に関する置換文字列
ファイル名設定で設定した各種の値を置換文字列で置換することができます。
※例に太字で書いてある方が、置換後の文字列の例です。
&&TABLE&&
SUMMARY=ファイル名に関する置換文字列
置換文字列,説明,例
&&FILE_FRAMESET&&,フレームセットファイル名に置換します,&&FILE_FRAMESET&&
index.html
&&FILE_URLLINK&&,メニューファイル名に置換します,&&FILE_URLLINK&&
menu.html
&&FILE_CONTENT&&,コンテンツファイル名に置換します
コンテンツ分割時はレベル 1 のファイル名になります,&&FILE_CONTENT&&
content.html
&&FILE_PREFIX&&,コンテンツ分割時のファイル名プレフィックスに置換します,&&FILE_PREFIX&&
Chapter-
&&FILE_SUFFIX&&,コンテンツ分割時のファイル名サフィックスに置換します,&&FILE_SUFFIX&&
-doc
&&FILE_EXT&&,コンテンツ分割時のファイル名拡張子に置換します,&&FILE_EXT&&
.html
&&TABLE&&
...現在のパラグラフに関する置換文字列
そのパラグラフの情報に関して置換を行う事ができる置換文字列です。
たとえば &&CHAPTER_HEAD&& と書いておくと、そのパラグラフの章見出しヘッダに置換されます。
<A href='#&&CHAPTER_PARENT_ANCHOR&&" >一つ戻る</A>
<A href='#&&CHAPTER_TOP_ANCHOR&&" >トップに戻る</A>
としておくと一つ上のパラグラフに戻るリンクを作成することができます。
※例に太字で書いてある方が、置換後の文字列の例です。
&&TABLE&&
SUMMARY=現在のパラグラフに関する置換文字列
置換文字列,説明,例
&&CHAPTER_HEAD&&,文字列がある章の親 ( 上のレベル ) の章見出しヘッダに置換します,&&CHAPTER_HEAD&&
outliner の概要
&&CHAPTER_LEVEL&&,文字列がある章の章見出しレベルに置換します,&&CHAPTER_LEVEL&&
1
&&CHAPTER_ANCHOR&&,文字列がある章のアンカーに置換します,&&CHAPTER_ANCHOR&&
010000000000
&&CHAPTER_SERIAL&&,文字列がある章の章番号に置換します,&&CHAPTER_SERIAL&&
1
&&CHAPTER_FILE&&,文字列がある章のファイル名に置換します,&&CHAPTER_FILE&&
Chapter-01.html
,,,
,,,
&&CHAPTER_PARENT_HEAD&&,文字列がある章の親 ( 上のレベル ) の章見出しヘッダに置換します,&&CHAPTER_PARENT_HEAD&&
outliner の概要
&&CHAPTER_PARENT_LEVEL&&,文字列がある章の親 ( 上のレベル ) の章見出しレベルに置換します,&&CHAPTER_PARENT_LEVEL&&
1
&&CHAPTER_PARENT_ANCHOR&&,文字列がある章の親 ( 上のレベル ) のアンカーに置換します,&&CHAPTER_PARENT_ANCHOR&&
010000000000
&&CHAPTER_PARENT_SERIAL&&,文字列がある章の親 ( 上のレベル ) の章番号に置換します,&&CHAPTER_PARENT_SERIAL&&
1
&&CHAPTER_PARENT_FILE&&,文字列がある章の親 ( 上のレベル ) のファイル名に置換します,&&CHAPTER_PARENT_FILE&&
Chapter-01.html
,,,
,,,
&&CHAPTER_TOP_HEAD&&,文字列がある章のトップレベル ( レベル 1 ) の章見出しヘッダに置換します,&&CHAPTER_TOP_HEAD&&
outliner の概要
&&CHAPTER_TOP_LEVEL&&,文字列がある章のトップレベル ( レベル 1 ) の章見出しレベルに置換します,&&CHAPTER_TOP_LEVEL&&
1
&&CHAPTER_TOP_ANCHOR&&,文字列がある章のトップレベル ( レベル 1 ) のアンカーに置換します,&&CHAPTER_TOP_ANCHOR&&
010000000000
&&CHAPTER_TOP_SERIAL&&,文字列がある章のトップレベル ( レベル 1 ) の章番号に置換します,&&CHAPTER_TOP_SERIAL&&
1
&&CHAPTER_TOP_FILE&&,文字列がある章のトップレベル ( レベル 1 ) のファイル名に置換します,&&CHAPTER_TOP_FILE&&
Chapter-01.html
&&TABLE&&
.TIPS
..ショートカットキー
outliner では操作を簡単にするためにショートカットキーを定義しています。
&&TABLE&&
CAPTION=ショートカットキー
キー,動作
CTRL+N,新規プロジェクト作成
CTRL+O,プロジェクトファイルを開く
CTRL+S,プロジェクトファイルを上書き保存する
ALT+F4,終了
F5,変換
F6,変換した文書をブラウザで開く
ESC,ダイアログボックスを閉じる
&&TABLE&&
..コマンドライン版
コマンドライン版 outliner ( ファイル名 : outliner-cmd.exe ) は、コマンドラインから実行する outliner です。
指定したプロジェクトファイルを読込み、そのプロジェクトファイルで設定された内容の変換を行うソフトです。
プロジェクトファイルはあらかじめ普通の outliner で作っておけば、エディタの外部コマンド実行などで簡単に変換を行うことができます。
&&-
c:\hogehoge>outliner-cmd.exe -p test.prj
|
-&&
として実行すると test.prj に設定されている変換元ファイルを読込み、設定されている値で HTML 文書に変換を行います。
&&TABLE&&
CAPTION=コマンドライン版の起動オプション
SUMMARY=コマンドライン版の起動オプション
オプション,内容
-p,プロジェクトファイル指定
-s,変換元文書ファイルを指定レます
-o,出カ先フォルダを指定します
-css_urllink,メ二ューファイル用のスタイルシートファイルを指定します
-css_content,コンテンツファイル用のスタイルシートファイルを指定します
-pause,変換終了後 Enter キー入力を待ってからプログラムを終了します
-q,メッセージなどは一切表示しなくします
-h,ヘルプを表示
&&TABLE&&
プロジェクトファイルを指定している時でも、-s,-o,-css_urllink,-css_content などが一緒に指定されている場合は、コマンドラインパラメータの設定が優先されます。
...AUTLA でプラグインとして使用する
コマンドライン版はアウトラインプロセッサ AUTLA のプラグインとして使用することができます。
1. まず AUTLA を起動して設定メニューにあるプラグイン設定を開きます。

プラグイン設定を選択する
2. プラグイン設定が開いたら、空いているプラグインのチェックを付け、参照ボタンを押しインストールした outliner-cmd.exe を選択します。
オプションには -s を付けます。

プラグインを設定する
あとは AUTLA のファイルメニューからプラグインを選択して、outliner を選べば変換を行い、ファイルを出力します。
変換したファイルの出力先は、
&&TABLE&&
SUMMARY=変換したファイルの出力先
TH=0
-s オプションでプロジェクトファイルを指定した場合,プロジェクトファイル内で指定されている出力先フォルダ
-o オプションで指定した場合,-o オプションで指定したフォルダ
&&TABLE&&
になります。
上記の両方とも指定していない場合は、AUTLA の作業フォルダ、もしくはパス指定を行ったフォルダになります。
※プラグインのオプションで -pause を入れると変換結果を見る事ができます。この時のオプション指定は
"-pause -s " とする必要があります。
※プロジェクトファイルがある場合は、プラグインのオプションに "-p プロジェクトファイル名.prj -s " として下さい。プロジェクトファイルの設定に基づき変換を行います。
..Windows HTML Help 形式出力について
出力タイプで Windows HTML Help を選択すると、通常のメニューとコンテンツファイル以外に Windows Help Workshop のプロジェクトファイル、索引ファイル、目次ファイルなどを出力します。
この出力されたプロジェクトファイルを HTML Help Workshop で読み込む事で、簡単に Windows HTML Help を作成することができます。
HTML Help についてご存じない方は KeiYu HelpLab が詳しく解説していますので、ご覧になってください。
...&&M-HTML Help Workshop 1.3 のダウンロード
Windows HTML Help を作成する HTML Help Workshop をまずダウンロードします。
http://msdn.microsoft.com/library/default.asp?url=/library/en-us/htmlhelp/html/hwMicrosoftHTMLHelpDownloads.asp
MSDN Library
Visual Tools & Languages -> HTML Help -> Microsoft HTML Help 1.3 SDK -> Downloads
のページへ行き、htmlhelp.exe をダウンロードしてインストールを行って下さい。
...&&M-Windows HTML Help 作成の方法
HTML Help Workshop のインストールが終わったら、HTML Help Workshop のプロジェクトファイルなどを作成します。
outliner でファイル出力タイプを Windows HTML Help を選択して変換を行います。この時コンテンツのスタイルシートは HTML Help に適している htmlhelp.css を使用すると良いでしょう。( htmlhelp.css は sample フォルダにインストールされています。)
※変換を行うときはアンカータイプを ANCHOR にして変換を行ってください。HEADER で変換を行うとパラグラフへ正常にリンクされない事が有ります。
変換を行うと出力先フォルダには、
contents.hhp ( プロジェクトファイル )
contents.hhk ( 目次ファイル )
contents.hhc ( 索引ファイル - インデックスリンクを行って変換をすると出力されます。 )
などのファイルが出力されているはずです。( デフォルトでは )
次に、出力された contents.hhp ファイルを HTML Help Workshop で開きます。

作成したプロジェクトファイルを HTML Help Workshop で開く

HTML Help Workshop でプロジェクトファイルを開いた
プロジェクトファイルが開けたら、左側の contents というタブをクリックしてみて下さい。目次が表示されます。普通に outliner で変換した時のメニューと同じ項目が並んでいます。
これが HTML Help の目次になります。

目次ファイルを開いた様子

索引ファイルを開いた様子
インデックスリンクをして変換した場合、索引ファイルも作成されます。Index タブをクリックしてみてください。索引ファイルがあると HTML Help でキーワード検索をすることができます。
では準備が出来たところで HTML Help を作成してみます。HTML Help Workshop のツールバーにある Compile HTML File ボタンをクリックして下さい。
ダイアログが表示されたら Compile ボタンをクリックすれば、HTML Help ファイルのコンパイルが始まります。

HTML Help ファイルを作成する

HTML Help ファイルコンパイル中
ファイルのコンパイルが終了したら、作成された HTML Help ファイルを見てみます。作成したファイルは contents.chm です ( デフォルトでは ) 。開いてみてください。

HTML Help ファイル完成
...&&M-Windows HTML Help 作成時の注意点-1
Windows HTML Help を作成する時にコンテンツを分割する場合、スタイルシートは「外部にリンクする」を選択した方が良いです。
それとスタイルシートも普通の HTML 用のスタイルシートを使用して HTML Help を作成すると、表示が見づらい場合があります。
HTML Help 用のスタイルシート htmlhelp.css を sample フォルダに用意してありますので、そちらも使ってみてください。
参照
ファイル出力タイプ
Windows HTML Help ファイル名設定
コンテンツ分割時の注意
...&&M-Windows HTML Help 作成時の注意点-2
HTML Help Workshop でコンパイルする時に、プロジェクトファイルと同じディレクトリにフレームセットファイルやメニューファイルがあると HTML Help ファイルに含めてコンパイルしてしまうようです。
HTML Help Workshop でコンパイルする時は、フレームセットファイルやメニューファイルを削除した方が良いでしょう。
...&&M-メニューのアイコンを変える
HTML Help メニューのアイコンは HTML Help Workshop で変更する事が出来ます。しかし一つ一つ変更していくのは非常に手間なものです。
outliner のプロジェクトファイルの隠しオプションを設定する事でアイコンを指定することができます。
HTML Help Workshop ではアイコンは番号で指定します。まず HTML Help Workshop を起動して指定したいアイコンを探します。
HTML Help プロジェクトファイルを開いて、Contents タブをクリックすると以下のようにメニューのリストが表示されます。
ここから適当なパラグラフを選択して、左側にある鉛筆のアイコンをクリックします。

HTML Help アイコン
次にダイアログが開きますので、Advance タブをクリックします。
ここのタブの下側に "Image Index" という箇所があります。ここで気に入ったアイコンを選択して、番号をメモしておきます。

HTML Help アイコンの選択
次に outliner のプロジェクトファイルを開きます。プロジェクトファイルの下の方に、
WHH_IMAGE_HEADING や WHH_IMAGE_PAGE という項目があります。
ここの値に先程メモした番号を入れます。
&&TABLE&&
SUMMARY=項目の解説
TH=0
WHH_IMAGE_HEADING,子パラグラフがあるパラグラフのアイコン番号を指定
WHH_IMAGE_PAGE,普通のパラグラフのアイコン番号を指定
&&TABLE&&
後は outliner で普通に変換して、HTML Help Workshop で開いてみてください。指定した番号のアイコンが付いています。
...&&M-Windows HTML Help 作成の隠し技
outliner では Windows HTML Help 形式の出力をした場合、プロジェクトファイル ( .hhp )・目次ファイル ( .hhc )・索引ファイル ( .hhk ) を出力します。
出力は上書きなので、例えば HTML Help Workshop でプロジェクトファイルを変更した場合でも次に outliner で変換すると、上書きしてしまうので HTML Help Workshop で変更した箇所も消してしまいます。
このような時は Windows HTML Help ファイル名設定でプロジェクトファイルを出力しないようにするか、以下のようにプロジェクトファイル内に設定値を設定しておく事で回避できます。
outliner のプロジェクトファイルの下の方に WHH_PRJ_OPTIONS という項目があります。
WHH_PRJ_OPTIONS に HTML Help プロジェクトファイルの設定値を入れておくと、変換の際に一緒に出力されるようになります。
例えば HTML Help Workshop で Compile full-text search information を選択すると、プロジェクトファイルには
Full-text search=YES
という項目が追加されます。
この項目を WHH_PRJ_OPTIONS に追加する事で、変換した際にプロジェクトファイルに追加されます。
HTML Help Workshop で色々と設定を行い、その後でプロジェクトファイル ( .hhp ) をエディタで開いてみてください。
複数の項目を WHH_PRJ_OPTIONS に追加する場合は、項目を ¥n で区切って下さい。
例
WHH_PRJ_OPTIONS = 'Binary TOC=YES¥nFull-text search=YES'
..JavaScript を入れたいのですが?
本文中に JavaScript を記述すると outliner は JavaScript であるかテキストであるかの判別は行わないため、普通のテキストのように扱ってしまいます。
それはどういう事かというと、outliner は &&-〜-&&, &&TABLE&& で囲われている以外の行には、行末に BR タグを付加します。それは JavaScript のソースコードであっても付加してしまうので変換後は恐らくエラーになってしまうはずです。
JavaScript を本文 ( 変換元テキスト文書 ) に入れる場合は、&&-〜-&& で JavaScript を囲って記述するか、ヘッダ設定でヘッダの内部に JavaScript などを記述すればよいでしょう。
ヘッダ内部で、
<SCRIPT Language='JavaScript' src='JavaScript ソースファイル名' ></SCRIPT>
として JavaScript ソースファイルを呼ぶようにすれば良いでしょう。ヘッダ設定で JavaScript を編集するのは使いにくく現実的ではないと思います。
..メニューをツリー構造にしたい
JavaScript を用いてメニューを Windows のエクスプローラのように閉じたり開いたりするツリー構造にすることができます。
これは outliner に添付されている menu.js を使います。
※menu.js は Windows Internet Explorer 5.5 / 6.0 SP1 で動作確認を行っておりますが、恐らく他のブラウザでは動作しません。

ツリー構造メニュー
...&&M-&&I-メニューの設定
普通のメニューからツリー構造のメニューにするために 4つの設定を行う必要があります。
....&&M-&&I-スクリプトのコピー
まず outliner がインストールされているフォルダの sample というフォルダに menu というフォルダがあります。この中の以下のファイルを HTML 文書の出力先フォルダにコピーします。
&&TABLE&&
TH=0
SUMMARY=メニューに必要なファイル
menu.js,ツリー構造メニュースクリプト本体
doc.gif,パラグラフ用アイコン
open.gif,開いているツリー用アイコン
close.gif,閉じているツリー用アイコン
&&TABLE&&
....&&M-&&I-メニューの設定
次にメニュー設定の章番号設定のところをすべて以下のように設定します。
<IMG id='image-&&CHAPTER_ANCHOR&&' onclick='tree( "&&CHAPTER_ANCHOR&&" );' onkeypress='tree( "&&CHAPTER_ANCHOR&&" );' > &&CHAPTER_SERIAL&&

メニューの設定
....&&M-&&I-メニューフッタの設定
最後にメニューフッタの最後の行に以下の行を追加します。
<SCRIPT Language='JavaScript' src='menu.js' ></SCRIPT>
....&&M-&&I-出力文字コードの設定
出力文字コードは shift_jis を選択して下さい。
....&&M-&&I-メニューに表示するレベルの設定
メニューに表示するレベルとメニューに章番号を表示するレベルを変更してください。変更したレベルでメニューのツリー作成が行われます。
※メニューに表示するレベルとメニューに章番号を表示するレベルは同じレベルに設定してください。
....&&M-&&I-変換
設定が終わったら、後は普通に変換して下さい。ツリー構造のメニューになっているはずです。
※メニューに出力されるメニュー章見出しの数によっては、表示するまでに時間がかかる事があります。
...&&M-&&I-ツリー構造メニューのカスタマイズ
ツリー構造メニューをカスタマイズ出来る箇所は 4箇所あります。menu.js をエディタなどで開いて下さい。
ファイルの先頭の方に「ユーザ変数定義」という箇所があり、ここで設定を行います。
&&TABLE&&
SUMMARY=ツリー構造メニューのカスタマイズ
変数,備考
displayLevel,メニューをブラウザで開いた時に、既に開いておくメニューレベルを設定します。デフォルトは 2 です。
image_doc,パラグラフのアイコンファイルのパスを指定します
image_open,ツリーを開いているアイコンファイルのパスを指定します
image_close,ツリーを閉じているアイコンファイルのパスを指定します
&&TABLE&&
...&&M-&&I-ツリー構造メニューの注意点
ツリー構造メニューは比較的重い処理を行っております。
メニューに表示されるメニュー章見出しが多い場合は、処理が重くなりメニューが表示されるまで時間がかかる場合があります。
その時はメニューに表示するレベルでレベルを小さくしてみて下さい。
参照
メニューに表示するレベル
..注意点
...文書が変換されません
章見出しヘッダを間違えていませんか?
変換元文書に書かれている章見出しヘッダと章見出し設定で設定されている章見出しヘッダが違う場合正常に読み込む事が出来ません。
正常に設定されている事を確認して下さい。
...パラグラフへリンクされない
アンカータイプが HEADER を使用した場合、A タグのアンカーに漢字などの 2bytes 文字が使用されます。
その時にブラウザ等によっては正常にリンクされません。
その時はアンカータイプを ANCHOR にして変換してください。
...章見出しヘッダに使用できない文字
半角かなは章見出しヘッダに使用する事は出来ません。使用すると文字化けをしてしまいます。
...コンテンツ分割時の注意
コンテンツ分割を行う際、分割を行うレベルによってはファイルが大量に出力される可能性があります。その場合はスタイルシートの指定は「内部に埋めこむ」ではなく「外部にリンクする」を選択した方が良いです。
スタイルシートのファイルサイズが 4KB だった場合で、コンテンツ分割を行って 10ヶのファイルが出力された場合、最終的なファイルサイズは以下のようになります。
&&TABLE&&
SUMMARY=コンテンツ分割時のスタイルシートファイルサイズ比較
TH=0
内部に埋めこむ,4KB × 10ヶ = 40KB
外部にリンクする,4KB × 1ヶ = 4KB
&&TABLE&&
コンテンツ分割をしない場合など、最終的に出力されるファイル数が少ない場合は内部に埋めこむ方が便利な場合がありますが、出力されるファイル数が多い場合はスタイルシートは外部にリンクした方がファイルサイズが少なくて済みます。
.リンク
..エディタ
...&&M-WZ Editor
株式会社ビレッジセンターで発売している高機能テキストエディタです。outliner はこれでソースコードや取扱説明書を書いています。
outliner のコンセプトであるアウトライン => HTML 変換は、WZ Editor で取扱説明書を書いている時に思いつきました。
http://www.villagecenter.co.jp/soft/wz40/
...&&M-サクラエディタ
サクラエディタはオープンソースで開発されている高機能なテキストエディタです。文書中に埋めこまれた★■●などの文字列を自動識別してアウトライン解析を行わせる事が出来ます。
http://sakura-editor.sourceforge.net/
http://members.tripod.co.jp/sakura_editor/
..アウトラインプロセッサ
...&&M-AUTLA
独特なユーザインターフェイスを持っているアウトラインプロセッサです。
編集した文書を HTML で出力できるほか、色々なテキスト出力に対応しています。プラグイン機能で階層付きテキストで出力できるので outliner コマンドライン版を AUTLA プラグインとして使用する事が出来ます。
http://www.autla.com/
...&&M-FitzNote
他のアウトラインプロセッサと違い、エディタ部がワープロソフトのような感じです。
シェアウェアで、最近バージョンアップされていないようです。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA009019/
...&&M-Nami2000
プログラムソースコードや HTML 編集も視野にいれたアウトラインプロセッサ。階層付きテキストのインポート・エキスポートができますが、独自のタグ が HTML タグと、かぶってしまうのが痛いところ。
Nami2000 形式のファイルはテキストのようなバイナリなので、直接 outliner で読み書きできない。
http://homepage2.nifty.com/ultla7/mozart/_start.htm
...&&M-IdeaTree
なかなか高機能なアウトラインプロセッサ。外部エディタなどと連携してアウトライン作成をすることができます。
http://www.dicre.com/soft/itree.htm
...&&M-kie
Nami2000 形式のファイルを読み書きできるアウトラインプロセッサ。最近 Nami2000 に比べて人気が上昇しているようです。
http://www5.airnet.ne.jp/mas/
...&&M-StoryEditor
定番アウトラインプロセッサ。保存形式はバイナリで独自の形式ですが、エクスポートで出力出来る形式は テキスト・階層付テキスト・RTF・HTML・アウトライン・MeDOC など多彩です。
階層付テキストと MeDOC のインポートにも対応しています。
http://www.lares.dti.ne.jp/~cheebow/indexm.html
...&&M-TreeProoF
シンプルなインターフェイスのアウトラインプロセッサ。階層付きテキストのインポート・エキスポートができます。
シェアウェアです。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA014861/
...&&M-構造化エディタ
非常にシンプルなアウトラインプロセッサ。
データフォーマットはほとんど普通のテキスト文書で、フォーマットも公開されているので outliner で対応するのも難しくなさそうです。
http://www008.upp.so-net.ne.jp/momotan/
..その他
...&&M-Perl正規表現雑技
大崎 博基さんが Perl や正規表現について解説しています。正規表現で悩んだ時はここへ行くと大概解決します。
outliner のインデックスリンクや URI リンクなどの機能はここに公開されているスクリプトを使用しました。
ありがとうございました。
http://www.din.or.jp/~ohzaki/regex.htm
( 個人的にうずらに興味があります。)
...&&M-とほほのWWW入門
WWW や HTML などを参考にする定番のページです。ここを見れば HTML でも JavaScript でも一目瞭然です。
http://tohoho.wakusei.ne.jp/www.htm
...&&M-KeiYu HelpLab
HTML Help だけにとどまらずオンラインヘルプなど広範囲なドキュメンテーションについて解説しています。
Microsoft HTML Help MVP という称号を得ている方です。
http://www.keiyu.com/
.用語
..章見出しヘッダ
変換元文書でパラグラフの区切りになる、文字列の事です。
たとえば階層付きテキストの場合は、文頭に "." ( 半角ピリオド ) が付いている行が、章見出しヘッダとなりそのパラグラフのタイトルとなります。
.このソフトの概要
このソフトは階層付きテキストを機能的な HTML 文書に変換するソフトです。
この 1行目の「.このソフトの概要」という行が章見出しヘッダです。
..アンカー
変換元文書を読みこんだときに、すべてのパラグラフはアンカーと呼ばれる番号を付けられ管理されます。
このアンカー番号の付け方は、
12桁の数字で、2桁ずつレベルごとに区切り、その2桁にはパラグラフの番号が付けられます。
第1章の場合
010000000000
第2章-4-5-10-1-13 にあるパラグラフの場合
020405100113
となります。
このアンカーは章番号とほぼ同じです。
章番号は、2-4-5 という風に存在する章の番号だけで表現されますが、アンカーは 020405000000 という風に 00 が付けられます。
このアンカーは章見出しヘッダには A タグの name 属性で定義されます。
アンカータイプを ANCHOR で変換した場合、リンク先は章見出し文字列のアンカーになります。( リンク先にマウスカーソルを重ねると分かります。)
アンカーの桁数は、最大章数設定で設定する事で変わります。
参照
章番号
アンカータイプ
最大章数設定
..文字参照
HTML では、
& は &
> は >
< は <
" は "
と記述しなくてはなりません。これを文字参照といいます。
文字参照はかなりの種類がありますが outliner では上記 4種類の変換を行わせることができます。
参照
文字参照を変換する
Character entity references in HTML 4
..階層付きテキスト
Wz Editorで使用されている、テキストファイルでアウトライン構造を表現する形式です。
デフォルトでは行頭に "." ( 半角ピりオド ) を付ける事で章見出しを表現し、ピリオドの個数で章見出しの深さ (レべル ) を表現します。
単純な形式なのでアウトラインプロセッサ間の、ファイル交換形式として用いられています。