SL-C860 ではデフォルトで色々なソフトが常駐しています。これでソフトの起動を早くなっているのですが、普段使わないソフトまでメモリに常駐していても、メモリの無駄です。普段使わないソフトはメモリ常駐をやめてしまい、メインメモリを増やしましょう。
デフォルトの状態
常駐ソフト
| カレンダー、アドレス帳、ToDo、メモ帳、メール イメージノート、翻訳これ一本、電子辞書、NetFront
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使用メモリ
| 30644KB
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空きメモリ
| 31476KB
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私は普段メールと NetFront しか使いませんので、これら以外の常駐をはずします。これで 7MB ほどの空きメモリが増えました。
常駐ソフト
| メール、NetFront
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使用メモリ
| 23868KB
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空きメモリ
| 38252KB
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すべて外すとデフォルトの状態から 9352KB も減らすことが出来ました。
常駐ソフト
| なし
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使用メモリ
| 21292KB
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空きメモリ
| 40828KB
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翻訳これ一本のデータは、デフォルトで本体メモリにインストールされています。このデータは約47MB の大きいデータです。
これは SD に追い出しましょう。
一度「ソフトウェアの追加と削除」で、translator-ej-data, translator-je-data をアンインストールします。次に付属の CD から
translator-ej-data_1.0.0_arm.ipk
translator-je-data_1.0.0_arm.ipk
をコピーしてきてインストールを行います。その時に SD カードにインストールすれば大きなデータは SD に移動します。
SD カードを購入してそのまま使用すると問題が起きます。普通の SD カードは FAT でフォーマットされておりますので、ファイル名の大文字と小文字の区別がありません ( こういう説明で良いのか? )
本当であれば ext2 などで SD をフォーマットしなおせば正しく使用することが出来ますが、Windows などから読むことが出来なくなってしまいます。
そこで /home/etc/sdcontrol に以下を足すことで、この問題を解決できます。
このファイルの中の FATOPTS に shortname=winnt を追加する。