ローカライズ

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FileDialog は、ダイアログ内で表示される文字列リソースをシステムから自動的に取得します。このためどの言語の Windows Mobile 上で実行させる場合でも、各国語リソースを用意する必要はありません。

プラットフォームによってシステムに存在しない文字列リソースがある場合は、英語で表示されます。



文字列を各国語で表示させたい場合は以下 ( VS2005 の場合 ) のようにして MUI ファイルを作成する必要があります。

日本語 ( ja-JP : LCID, 411 ) のリソースを作成する
  1. FileDialog.en.rc ファイルを編集し、ファイル名を FileDialog.ja.rc に変更します。
  2. Visual Studio コマンドプロンプトを起動
  3. "c:\Program Files\Microsoft Visual Studio 8\VC\Bin\rc.exe" /l0 /n FileDialog.ja.rc
  4. "c:\Program Files\Microsoft Visual Studio 8\VC\Bin\link.exe" /DLL /NOENTRY /MACHINE:ARM /SUBSYSTEM:windowsce,4.0 /INCREMENTAL:NO /NOLOGO /OPT:REF /OPT:ICF /OUT:"FileDialog.dll.0411.mui" FileDialog.ja.res
  5. MUI ファイル名は、FileDialog.dll.LCID.mui とします。
    LCID は、FileDialog.dll を実行する LCID にします。この LCID はカルチャにより異なりますので、あらかじめ LCID を調べておいてください。
    C# では、System.Globalization.CultureInfo.CurrentCulture.LCID.ToString("x4"); で取得できます。
  6. MUI ファイルは、FileDialog.dll と同じフォルダに配置します。







Tag: ソフトウェア DLL ファイルの選択