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 SaveFileDialog クラス

SaveFileDialog クラス

 » SaveFileDialog メンバ 
 » SaveFileDialog コンストラクタ 
ユーザーがファイルの保存に関するオプションを指定する SaveFileDialog クラス互換のコモンダイアログボックスです。

この型のすべてのメンバの一覧については、SaveFileDialog メンバ を参照してください。

System.Object
　System.MarshalByRefObject
　　System.ComponentModel.Component
　　　System.Windows.Forms.Control
　　　　System.Windows.Forms.ScrollableControl
　　　　　System.Windows.Forms.ContainerControl
　　　　　　System.Windows.Forms.Form
　　　　　　　SmartPDA.Windows.Forms.FileDialogBase
　　　　　　　　SmartPDA.Windows.Forms.OpenFileDialog
　　　　　　　　　SmartPDA.Windows.Forms.SaveFileDialog

[C#]
public class SaveFileDialog : OpenFileDialog

スレッドセーフ
この型の public static (Visual Basicでは Shared) のすべてのメンバは、マルチスレッド操作で安全に使用できます。インスタンスのメンバの場合は、スレッドセーフであるとは限りません。

解説
Windows Mobile 環境の SaveFileDialog コモンダイアログボックスは \My Documents 以外のファイルを指定する事が出来ませんが、このダイアログボックスは読み込み可能なフォルダにあるファイルすべてを指定する事が出来ます。
このクラスを使用すると、ファイルが存在するかどうかを確認してから、そのファイルを開くことができます。

SaveFileDialog ダイアログボックスは PocketPC プラットフォームで実行されている場合、ストレージカード挿入などのイベントを自動的に検知してファイル・フォルダ一覧の表示を再描画します。

標準の SaveFileDialog インスタンスと違い SaveFileDialog クラス使用後は Dispose メソッドを呼ぶ必要があります。

使用例
[C#] SaveFileDialog の新しいインスタンスを FileDialogFactory により作成し、いくつかのプロパティを設定し、SaveFileDialog.ShowDialog メソッドを使用してダイアログボックスを表示する例を次に示します。この例は、フォームに Button が配置されていることを前提にしています。
このコードは、PocketPC プラットフォーム、Smartphon プラットフォームのどちらのプラットフォームでも動作します。

private void mSaveButton_Click(object sender, EventArgs e)
{
	SmartPDA.Windows.Forms.SaveFileDialog fd = SmartPDA.Windows.Forms.FileDialogFactory.MakeSaveFileDialog();

	fd.InitialDirectory = @"\My Documents";
	fd.FileName = "foo.html";
	fd.Filter = "All Files (*.*)|*.*|HTML Files (*.htm;*.html)|*.htm;*.html";
	fd.FilterIndex = 2;

	if (fd.ShowDialog() == DialogResult.OK)
	{
		this.FileNameDisplay.Text = fd.FileName;
		MessageBox.Show(string.Format("{0}\nPath : {1}", fd.DialogResult.ToString(), fd.FileName));
	}
	else
	{
		MessageBox.Show(string.Format("{0}\nFileName : {1}", fd.DialogResult.ToString(), fd.FileName));
	}

	fd.Dispose();
}
[Visual Basic, C++, JScript] Visual Basic, C++, JScript のサンプルはありません。

必要条件

名前空間 : SmartPDA.Windows.Forms

プラットフォーム : .NET Compact Framework - Windows CE.NET

アセンブリ : SmartPDA.Windows.Forms ( FileDialog.dll 内 )

参照 :
OpenFileDialog メンバ | SaveFileDialog メンバ | SmartPDA.Windows.Forms 名前空間

SaveFileDialog メンバ

SaveFileDialog クラスは、OpenFileDialog クラスから継承しているクラスです。ここでの解説においては SaveFileDialog クラス独自のプロパティ、メソッドの解説を行い、継承している OpenFileDialog クラスのプロパティおよびメソッドの解説は行いません。

パブリック コンストラクタ
SaveFileDialog コンストラクタ SaveFileDialog クラスの新規インスタンスを初期化します。


パブリック プロパティ
SaveFileDialog は OpenFileDialog クラスを継承しているため、すべての継承しているメンバの解説は行いません。SaveFileDialog クラスは OpenFileDialog クラスのプロパティをすべて使用することが出来ます。
詳しくは OpenFileDialog メンバを参照してください。

SaveFileDialog で使用することが出来る固有のプロパティは以下です。

CreatePrompt ユーザーが存在しないファイルを指定した場合に、ファイルを作成することを確認するメッセージをダイアログ ボックスで表示するかどうかを示す値を取得または設定します。
OverwritePrompt ユーザーが既に存在するファイル名を指定した場合に [ 名前を付けて保存] ダイアログ ボックスで警告を表示するかどうかを示す値を取得または設定します。


SaveFileDialog コンストラクタ

 » CreatePrompt 
 » OverwritePrompt 
SaveFileDialog クラスの新規インスタンスを初期化します。

[C#]
public string SaveFileDialog();

解説
既定のコンストラクタは、すべてのフィールドを初期値に設定します。

必要条件

プラットフォーム : .NET Compact Framework - Windows CE.NET

参照 :
SaveFileDialog クラス | SaveFileDialog メンバ | SmartPDA.Windows.Forms 名前空間

CreatePrompt

ユーザーが存在しないファイルを指定した場合に、ファイルを作成することを確認するメッセージをダイアログ ボックスで表示するかどうかを示す値を取得または設定します。

[C#]
public bool CreatePrompt { get; set; }

プロパティ値
ユーザーが存在しないファイル名を指定した場合に、ファイルを作成する前にダイアログ ボックスでメッセージを表示する場合は true 。ダイアログ ボックスでメッセージを表示せずに、新しいファイルを自動的に作成する場合は false 。既定値は false です。

解説

必要条件

プラットフォーム : .NET Compact Framework - Windows CE.NET

参照 :
OpenFileDialog クラス | OpenFileDialog メンバ | SmartPDA.Windows.Forms 名前空間

OverwritePrompt

ユーザーが既に存在するファイル名を指定した場合に [ 名前を付けて保存] ダイアログ ボックスで警告を表示するかどうかを示す値を取得または設定します。

[C#]
public bool OverwritePrompt { get; set; }

プロパティ値
ユーザーが既に存在するファイル名を指定していて、ダイアログ ボックスで既存のファイルを上書きする前にメッセージを表示する場合は true 。ダイアログ ボックスでファイル上書きを確認するメッセージを表示せずに、既存のファイルが自動的に上書きされる場合は false 。既定値は true です。

解説

必要条件

プラットフォーム : .NET Compact Framework - Windows CE.NET

参照 :
OpenFileDialog クラス | OpenFileDialog メンバ | SmartPDA.Windows.Forms 名前空間

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Tag: ソフトウェア DLL ファイルの選択