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[[PDFDiet に戻る>software/PDFDiet]]

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&size(20){PDFDiet は、新しいアプリケーション「[[かんたん PDF ダイエット>http://smart-pda.net/software/PDFDietEasy/]]」に生まれ変わりました。&br;このページには古い情報が書かれています。&br;「かんたん PDF ダイエット」は、「[[こちら>software/PDFDietEasy]]」からどうぞ。};
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#contentsx();
#setlinebreak(on);
「[[近代デジタルライブラリ>http://kindai.ndl.go.jp/]]」からダウンロードできる PDF は、PDF 1ページに見開き2ページ分の画像が含まれています。そのまま Kindle などで読もうとすると、狭い画面で見開き2ページが表示されてしまうので、非常に見づらくなります。
ページ分割機能を使用すると、「[[近代デジタルライブラリ>http://kindai.ndl.go.jp/]]」からダウンロードした PDF 画像の1ページを2ページに分割することができます。

PDFDiet の余白削除機能を使用すると、画像の本文部分だけを切り出した画像を簡単に作成することができます。また、文字のボールド化・ガンマ補正・画像をシャープにする・Kindle3 等のビューアに合わせた画像サイズで出力することなどができます。

*余白を削除した画像を出力する [#j97fbd41]

+まず「PDF→画像変換」などを使って、変換元の画像ファイルをフォルダに入れておきます。
+「フォルダ選択」をクリックして、変換元画像が入っているフォルダを選択します。
+画面左側に元の画像、右側に余白削除&サイズ変更された画像が表示されます。
-左側画像の、点線で囲まれた部分は認識した範囲で、赤枠が切り取る範囲です(切り取る範囲は、認識した範囲から少し広げてあります。後述)。
-右側画像は、右側設定値の「サイズ」に合わせた画像サイズで表示されています。
まずは簡単な使い方です。細かい使い方は、上のリンクをご覧ください。
**「近代デジタルライブラリ」からダウンロードして画像に変換する [#ma32f400]
+「[[近代デジタルライブラリ>http://kindai.ndl.go.jp/]]」からお目当ての PDF をダウンロードします。
+ダウンロードした PDF のファイル名とフォルダ名を変更します。
諸事情で、ファイル名フォルダ名に日本語などが含まれていると、PDF→画像変換ができないので、すべて英数半角のパスにします。
 例)
 × c:\ライブラリ\PDF\ダウンロードしたファイル.pdf
 ○ c:\Library\PDF\Downloaded.pdf
+PDF から画像を取り出します。PDFDiet の「PDF→画像変換」機能で、上記 PDF を選択して PDF から画像を取り出します。
**画像の余白を削除する [#le7668fd]
+変換元データの準備が出来たら、次に余白の削除を行います。近代ライブラリの PDF は、余白が非常に多くなっていますので、余白削除機能を使用して余白を削除してください。
このときに「サイズ」のチェックを必ず外して変換を行ってください。
**ページを分割する [#q9b5873f]
+ここからページ分割を行います。メニューから "ページ分割モード"に変更し → "フォルダ選択" を選択します。開いたダイアログで画像が入っているフォルダを選択します。
+するとプレビューエリアに画像が表示されます。この状態では、左側に元画像・右側上に元画像・右側下には何も表示されていないはずです。
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#ref(diet-01.jpg,nolink);
#ref(software/PDFDiet/split/split-01.jpg,nolink);
&br;
+この画面はプレビューなので、画面下の左右ボタンやページ番号を入力して、他のページを確認しましょう。
+この設定で良ければ、メニューの「変換実行!」から「シングルで処理」を選択し、変換画像の出力先フォルダを選択します。
-変換されたデータは、"元フォルダ名-output" というフォルダに出力されます。
-「シングルで処理」を選ぶと、1ページずつ変換処理が行われ出力されます。出力時に変換過程を見ることができます。
-「パラレルで処理」を選ぶと、複数のページを並列で処理をするため「シングルで処理」に比べて倍近い速度で変換を行うことができます。パラレル処理の場合は、変換過程を見ることができません。
*もっと余白を削除する [#df7492d5]
+上の右側画像には、ページ番号が含まれています。このページ番号を含めなければ、もっと本文を大きく見ることができそうです。
この場合は、ページに含まない範囲(除外範囲)を選択することで、本文を広く切り出すことができます。
+下の画像のように、本文として切り出したい範囲をドラッグして選択します。右側設定値の「除外幅・高さ(%)」に切り出したくない範囲が設定されます。
+ここまでできたら次に、元画像の中心あたりの黒い線(ページの間で黒い影) を範囲選択してください(だいたいでOKです)。範囲選択すると右側の設定値の「マッチ画像」に範囲選択した画像が表示されます。
&br;
#ref(diet-02.jpg,nolink);
#ref(software/PDFDiet/split/split-02.jpg,nolink);
&br;
+「適用」ボタンを押すか違うページに移動すると、下の画像のように選択範囲外をページに含めないで、画像の切り出しに成功しました。
+「ダイエット画像が小さすぎる場合補正する」にチェックを入れておくと、認識した画像範囲面積が元画像範囲面積の 1/10 以下になった場合、元画像のサイズで切り出します。
数文字だけ認識してしまった場合に、数文字が画面いっぱいに拡大されてしまうことを防ぎます。
+左右矢印ボタンを押して、ページを薦めてみてください。右側の上下にページが分割され表示されているはずです。
&br;
#ref(diet-03.jpg,nolink);
#ref(software/PDFDiet/split/split-03.jpg,nolink);
&br;
*削除設定で削除され過ぎるとき [#gff9b93a]
余白を除外した後で、少し余白を広げたい場合は「事後拡張幅」にパーセンテージを入力します。設定したパーセンテージ分広げることができます。
除外範囲を指定することで、本文ぎりぎりまで切り出すことが可能になりますが、かえって文字が削られすぎてしまう場合があります。
この場合は「事後拡張幅・高さ(%)」に設定しておくことで、認識範囲を切り出した後に広げることができます。
つまり左画像の赤枠を広げることができます。
設定値の % は、元画像の幅と高さに対するパーセンテージで、元画像の高さが 1000px の場合上側に 10% を指定すると認識した範囲を 100px 分上側に広げることができます。
&br;
*画像サイズ・ボールド化・ガンマ補正・シャープにする [#ve286140]
右側設定値の、サイズ・太字・ガンマ・シャープにチェックを入れて適当な数字を設定しておくと、切り出し時にその設定値に合わせた画像を出力します。
+変換を行うには、"変換実行!" → "シングル処理" もしくは "パラレル処理"を選択すると、即座に変換が行われます。
+変換されたデータは、"元フォルダ名-output" というフォルダに出力されます。
+必要であればページ分割した画像を、再度余白削除してください。

|サイズ|チェックをつけると、指定されたサイズで出力。チェックを外すとそのままのサイズで出力します。|
|太字|チェックをつけると、指定した数値分文字を太くします。|
|ガンマ|チェックをつけると、指定した数値のガンマ補正を行います。全体的に明るくなります。|
|シャープ|チェックをつけると、画像をはっきりさせます。どの程度の数値を設定するのかは、元画像に左右されます。|
&br;
*1ページだけ変換する [#d0b9d5a5]
すべての画像を一括で処理しても必ずうまくいくとは限りません。
「こっちのページはばっちり切り出せたけど、こっちのページは切れちゃう」・「こっちを広げると、こっちのページは広がりすぎる」という事が必ず出てきます。
このような場合は、まず一括処理で変換してしまって、あとから気に入らないページを1ページずつ変換していくのが結局一番簡単な方法です。

プレビュー画面右側の画像を右クリックすると、その画像を保存することができます。
気に入らないページをプレビュー画面で表示して、いろいろ設定値を変更してみて、よければ右クリックから保存しましょう。

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