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Windows Phone 7 Developer Tools CTP のインストール

ハードウェア要件の確認

Windows Phone 7 Developer Toolsですが、Windows XP はサポートされていません。今後もサポートをする予定はないようです。WP7 の開発をする方は、これを気に Windows 7 にバージョンアップしましょう。
要件に「DirectX 10 対応グラフィックカード」とありますが、エミュレータ自体は正しく動作します。ただし、ListViewのスクロールが遅かったり、XNA Gaming Studioでゲームを作るのであれば(Silverlight アプリだけであれば) DirectX10 対応のボードが必要です。

  • サポート OS : Windows 7; Windows Vista
  • Windows® Vista® (x86 and x64) ENU with Service Pack 2 – (スタータエディションをのぞく)
  • Windows 7 (x86 and x64) ENU – (スタータエディションをのぞく)
  • インストールにはシステムドライブに 3GB 以上の空き容量が必要
  • 2 GB RAM
  • DirectX 10 対応グラフィックカード( WDDM 1.1 driver 対応必須)

インストール

次に、Windows Phone 7 Developer Tools CTP*1をインストールします。
この開発環境をインストールすると以下のコンポーネントが一括でインストールされます。
私の環境では、Visual Studio Team System 2008 がインストールされていますが、正常にインストールされ特に問題なく共存できています。

  • Visual Studio 2010 Express for Windows Phone CTP
  • Windows Phone Emulator CTP
  • Silverlight for Windows Phone CTP
  • XNA 4.0 Game Studio CTP


  1. このページから、vm_web.exeをダウンロードして実行します。一緒にダウンロードできる ReleasaeNotes.htm にも目を通しておきます。
    Windows Phone Developer Tools

  2. ダウンロードした vm_web.exe を実行すると、ファイルが展開されインストールの準備が行なわれます。
    1分程度かかります。*2

    install-01.jpg

  3. ライセンスの確認「Accept」を押します。

    install-02.jpg

  4. インストール先の選択で"Customize"を押すとこの画面が開きますが、デフォルトのインストール先以外はサポートされていないので(リリースノート)ここは素直に、デフォルトのインストール先を選択します。

    install-03.jpg

  5. 最初に必要なコンポーネントのダウンロードが行なわれます。私の場合はすべてのダウンロードなので 290MBですね。

    install-04.jpg

  6. ダウンロード後、次々にインストールされていきます。
    install-05.jpg

  7. インストールが終了したら、再起動を促すダイアログが表示されるので、再起動します。
    install-06.jpg

  8. 再起動後、残りのコンポーネントがインストールされます。

    install-07.jpg

  9. この画面が表示されたらインストール完了です。"Run the Product Now"をクリックすると、VS2010が起動します。
    普通に起動する場合は、スタートメニューの「Microsoft Visual Studio 2010」→「Microsoft Visual Studio 2010 Express for Windows Phone」を選択する。

    install-08.jpg


*1 CTP : Customer Technical Preview
*2 私の場合、ネットワークドライブをマウントするソフト Gladinet Cloud Desktop がインストールされていて、全然インストールが進みませんでしたが終了させたらスグに起動しました。